2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
文系エッセンス55:文化人類学
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 磯野 真穂
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水5-6 (W9-325(W934))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.S446
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年9月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
人間は共同で生きる生き物である。では、その共同性(仲間、サークル・企業などの組織、国家)はどのようにつくられるのだろうか。本講義では、自給自足の狩猟採集民の社会から産業化・都市化が進んだ現代社会に至るまでの社会における仲間の作り方を学ぶ。本講義の狙いは、授業で学んだことを学生の日常生活に応用できるようになることである。またグループでの対話を通じ、自分の意見を共有し、他者の発言に耳を傾け、自分の考え方を更新することも目指す。
到達目標
自分の暮らしの当たり前に気づき、それを相対化して言語化する視点を身につけることができる。
他者と対話をし、そこから発見をする力を身につける
キーワード
文化、言語、象徴、組織/仲間、身体、技術
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義とグループ内の対話
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクションー仲間とは何か |
特になし |
第2回 | トーテミズム |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
第3回 | 儀式 |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
第4回 | 子育てと言葉 |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
第5回 | グリッド&グループ分析 |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
第6回 | 「私たち」が消える社会の「私たち」 |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
第7回 | 分断の仕組み |
前回の内容を復習し、グループ対話の中で話題提供ができるようにしておくこと |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
講座の中で随時配布、指示をする
参考書、講義資料等
講座の中で随時配布、指示をする
成績評価の方法及び基準
小レポート(80%):授業の最後に提出
授業参加(20% ):対話への参加、発言
*グループでの対話を毎回行う。遅刻は対話の内容に影響を与えるため減点対象とする
関連する科目
- LAH.H103 : 文化人類学A
- LAH.H203 : 文化人類学B
- LAH.H303 : 文化人類学C
履修の条件・注意事項
1. 世界には1つの正解が出せない問題がたくさんあります。そのような問題についてのアプローチを学びた
い方の受講を歓迎します。
2. 対話と発言が求められる講義です。人前で話すことが苦手だけれど挑戦したい方の受講を歓迎します。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
isono[ at mark ]ila.isct.ac.jp
その他
受講人数と学生の理解度に応じてシラバスに変更を加えることがある。
欠席の場合の代替措置は行わない。他の回で挽回すること。