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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文系エッセンス55:文化人類学

開講元
文系教養科目
担当教員
磯野 真穂
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
LAH.S446
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

文化人類学は暮らしの当たり前に気付き、それを相対化する学問である。本講義では、その視点を体験すべく、身体という誰もが持っているモノを起点に、文化人類学のエッセンスをお伝えする。本講座の狙いは、相対化という文化人類学の基本的なものの見方を複数のトピックを通じて、経験し、理解することにある。

到達目標

文化人類学の知識を用い、自分の生活を相対化することができる。

キーワード

文化、自然、宗教、食、アイデンティティ

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

ディスカッションも含んだ講義形式

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 イントロダクションー文化人類学ってなんだろう 特になし
第2回 文化とは何か 東京科学大の中にある文化を3つ共有できるようにしておく。
第3回 自然とは何か これまでの人生であなたが出会いと呼べるものを3つ考えておく。
第4回 宗教とは何か あなたがこれまでに行った宗教活動について授業で共有をできるようにしておく。
第5回 食ー「ふつうに食べる」を学問する 自分の食生活の特徴及び、食についての考え方について共有できるようにいておくこと。
第6回 身体変工ーダイエットからヒゲ脱毛まで 自分はこれまでの人生で行った身体への気遣い(身だしなみ、運動習慣、食事)などについて考えてくること
第7回 私ー「自分らしさ」とは何か 「自分らしい」という言葉にどのような時に出会い、それについてどう感じたかを考えてくること

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

講座の中で随時配布、指示をする

参考書、講義資料等

講座の中で随時配布、指示をする

成績評価の方法及び基準

50%:内容理解を問う小論あるいはテスト  (小論にするか、テストにするかは登録人数と院生の学修状況に応じて決定する) 
50%:ディスカッションへの参加及び授業内での発言

関連する科目

  • LAH.H103 : 文化人類学A
  • LAH.H203 : 文化人類学B
  • LAH.H303 : 文化人類学C

履修の条件・注意事項

本講義は、せんべろでの最低2回のフィールドワークを必須とします。「せんべろ」とは1000〜2000円で飲める居酒屋のことです。(フィールドワークにおいてアルコールを飲む必要は必ずしもありません)。したがって、受講にあたり2000〜4000円(プラス、人によっては交通費)の出費が必要となります。その辺りをよく検討して、受講してください。

その他

受講人数と学生の理解度に応じてシラバスに変更を加えることがある。
欠席の場合の代替措置は行わない。他の回で挽回すること。