2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース
政治・法律・行政分野特論F1A
- 開講元
- 社会・人間科学コース
- 担当教員
- 治部 れんげ
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 不明
- クラス
- -
- 科目コード
- SHS.P443
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年8月20日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では日本及び世界の男女平等政策と関連の発信戦略について学びます。政治・労働・教育など様々な分野で男女平等を進めることが重要です。国際比較をしながら、日本の現状と課題を把握します。それを踏まえて、様々な関連政策と国内外の発信戦略について学び、その有効性を検討します。
到達目標
1)日本の男女格差の特徴とその理由を理解する、2)主な男女平等政策について理解する、3)政治・経済・教育が男女格差の是正と再生産にどう影響しているかを理解する、5)関連の発信戦略を知る
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
担当教員は内閣府の男女共同参画に関する審議会委員などを務めている。関連の国際会議への参加経験を踏まえ、実践的な内容を提供する。
キーワード
男女平等、男女格差、国際比較、政治、経済、教育、広報戦略
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義と対話、受講人数によりグループディスカッションを行います。政策に関連する文書を事前に読んでもらうことがあります。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション |
男女平等政策の概要を学びます。 |
第2回 | 政治分野の男女格差 |
国内外のデータを踏まえて課題を把握します。 |
第3回 | 経済分野の男女格差 |
国内外のデータを踏まえて課題を把握します。 |
第4回 | 男性の労働と課題 |
長時間労働、メンタルヘルス、家庭との両立など男性の働き方に伴う課題を論じます。 |
第5回 | ジェンダーに基づく暴力とその対策 |
DV、性暴力の問題と関連政策を扱います。 |
第6回 | 無償ケアの男女格差 |
家事育児介護時間の男女格差と解消に向けた政策や広報を学びます。 |
第7回 | 今後の政策方向性 |
国内外の今後の政策について解説・議論します。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特にない。
参考書、講義資料等
内閣府「男女共同参画白書」
成績評価の方法及び基準
授業への参加状況、中間レポート5回(60%)、最終レポート(40%)。
関連する科目
- LAH.S443 : 文系エッセンス51:未来社会論
- LAH.T214 : 未来社会論B
履修の条件・注意事項
特にない。