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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文理共創科目:軍事技術史[2]

開講元
文系教養科目
担当教員
河西 棟馬
授業形態
講義/演習 (ライブ型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
土1-4
クラス
-
科目コード
LAH.C646
単位数
110
開講時期
2025年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年9月1日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

文理共創科目は2024年度から新たにスタートした研究会型の科目です。毎回、各分野の第一線で活躍するゲストを招き、レクチャーののち、履修生と共にディスカッションを行います。一方的な講義ではなく、研究会形式とすることで、参加する博士課程の大学院生と共にコンバージェンス・サイエンスの新たな展開と可能性を模索します。

 制限人数は一クラス50名で、超過した場合は授業開始前に抽選を行います。
制限人数は一クラス50名で、超過した場合は授業開始前に抽選を行います。
抽選基準日時:11月17日(月)12:00時点の登録状況に基づき抽選
抽選結果通知日:11月21日(金)中にLMS等で通知
それ以降の登録増加により定員超過した場合:先着順とし、超過発生時点で登録打ち切り

グループワークは原則英語で行いますが、グループ内のコンセンサスをとっていただければ、日本語使用も可とします。司会進行・講師のレクチャーについては日本語で行い、ZOOMの翻訳機能を使用します。

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本講義の目標は、理工系大学院生に軍事というテーマについて主体的に考える機会を提供し、科学技術と軍事の関わりについて冷静に考察する場を提供することです.昨今の状況下において,本学の院生や卒業生にとって「軍事技術」とは何か、どこまでが軍事技術に該当するのかといった問題は重要かつアクチュアルな問題となっています.本講義では,もっぱら過去の科学史・技術史上の事例を取り上げ、科学技術と軍事の相互関係について考察することにより,こうした話題について冷静かつ地に足のついた議論をする能力を涵養することを狙いとします。

到達目標

科学技術と軍事を取り巻く問題系について,冷静な議論を行うための認識的土台を構築し,そのための能力を涵養すること

キーワード

軍事技術,技術史,デュアルユース,非兵器軍事技術,宇宙開発,核開発,レーダー

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

Zoomでのオンライン開講. 前半はゲスト講師による講義+質疑(質疑含む), 後半は前半の内容を踏まえたディスカッション及びグループワーク(合計100分)とする.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

軍事技術史の諸問題 (担当:河西、12月6日)

特に設けない

第2回

科学者の社会的責任論と戦後平和主義の行く末 (担当:河村賢、12月13日)

追って指示する

第3回

第二次世界大戦中の理研の核研究開発(担当:山崎正勝、12月20日)

追って指示する

第4回

科学者と兵器開発(担当:河村豊、12月27日 )

追って指示する

第5回

宇宙開発史(担当:佐藤靖、1月10日 )

追って指示する

第6回

人工知能研究の歴史的展開(担当:杉本舞、1月24日)

追って指示する

第7回

総括(担当:河西、1月31日)

追って指示する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に設けない

参考書、講義資料等

講義中に指示する

成績評価の方法及び基準

各回の出席と期末レポートで評価する. クオーター末のレポートの分量は 3,000-4,000字(Jpn) あるいは 1500-2000 words (En) とする.成績は「合否」判定とし,点数は付けない.

関連する科目

  • LAH.S416 : 文系エッセンス16:技術史

履修の条件・注意事項

思想信条を問わず意見の多様性を尊重し議論する意思のあることを最低限の履修要件とする.