トップページへ

2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文系エッセンス16:技術史

開講元
文系教養科目
担当教員
河西 棟馬
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
水5-6 (S2-204(S221))
クラス
-
科目コード
LAH.S416
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

冷戦期に「軍産複合体(Military-Industrial Complex)」という語を提示するはるか以前から,国家(軍)・産業経済・学界の間には密接な関係が成立していました。しかしWWII-冷戦期アメリカに生まれた軍産複合体(ないし軍産学複合体)はその規模と範囲において圧倒的であり,実質的にパクス・アメリカーナが崩壊した現在においても巨大な存在感を保持しています。20世紀以降の目まぐるしい技術変化を駆動した主体の一つが(特にアメリカの)軍産複合体であったことに疑問の余地はありません. 米軍は現代史において先端技術開発のパトロンとして最重要の地位を占め,今日も柔軟に形をかえながら強い存在感を示しています。本講義は,冷戦期から現代に至る軍産複合体の歴史について概観していきます。

到達目標

科学技術と軍事を取り巻く問題系について,冷静な議論を行うための認識的土台を構築し,そのための能力を涵養すること。

キーワード

技術史,軍事技術,戦争

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回80-90分程を講義をおこない,毎回リフレクションシートを提出してもらいます.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 冷戦期(1) 軍産複合体とはなにか とくに設けない
第2回 冷戦期(2) 軍民の区別問題,デュアルユース問題の来歴 講義中に指示する
第3回 冷戦期(3) 軍産学複合体? 科学技術コミュニティと軍事研究 講義中に指示する
第4回 冷戦後(1) 「新しい世界秩序」(1991-2001) 講義中に指示する
第5回 冷戦後(2) 対テロ戦争と軍産複合体(2001-2010) 講義中に指示する
第6回 冷戦後(3) 「対等な敵」の再来? (2010-) 講義中に指示する
第7回 総括:軍産複合体の過去と現在 講義中に指示する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

Alex Roland, Delta of Power: The Military-Industrial Complex, (Johns Hopkins University Press, 2021)

成績評価の方法及び基準

毎回のフォーム提出(20%)と期末レポート(80%)で評価する. なお,レポートでChatGPTなどの対話型AIを使用する場合その旨を記載し,文献情報を示して裏付けを行うことが求められる.

関連する科目

  • LAH.T103 : 技術史A
  • LAH.T203 : 技術史B
  • LAH.T303 : 技術史C

履修の条件・注意事項

近現代史については高校教科書程度の基本的理解があることが望ましい。また,最低限の履修要件として以下を挙げる。
- 思想信条によらず冷静かつ客観的に議論できる態度を保持できること。
- 学術的なレポートを作成するための基礎的なスキルを有すること(論理的構成、適切な引用・参考文献の扱いなど)。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

toma.kawanishi[at]gmail.com

その他

4/9(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/16(水),23(水),30(水)、5/7(水),14(水),21(水) ,28(水)の全7回です。