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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

英語圏文化を知る

開講元
文系教養科目
担当教員
木内 久美子 / 小泉 勇人 / 広本 優佳
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月5-6 (M-123 , (H111))
クラス
-
科目コード
LAH.H115
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この授業は英語教員三人によるオムニバス講義です。

今年度は特にイギリスの近現代の文学・文化における文学作品から他のメディア(映画・コミックなど)へのアダプテーションの問題と、英語と日本語の二言語間翻訳について扱います。講義ではイギリスを代表する女性作家ジェーン・オースティンや、ウィリアム・シェイクスピアによる16世紀の芝居、そしてイギリスの現代コメディを取り上げる予定です。

英語は国際社会のコミュニケーション・ツールとして語られがちですが、どんな言語もツールにとどまらず、使用者のアイデンティティや文化を構成する本質的なものです。英語の場合、そのグローバルな性格ゆえに、文化は極めて多様です。この講義はその文化の多様性を英語という言語と共に学ぶというコンセプトのもとに設計されています。

市場や情報のグローバル化にあって、文化の産物(音楽・映画・小説・マンガ・ゲームなど)は国境や言語の壁をこえ、広くそして多様な仕方で受容されるようになってきています。とはいえ、受容できることは、理解できることとイコールではありません。授業をとおして文化の産物を意味づけている歴史的・社会的コンテクスト、さらにはテクノロジーやメディアのあり方について知ることで、自分の属する文化以外の文化にアプローチする仕方を見つけてください。

到達目標

-イギリス文化という似ているようで異なる文化に触れることで異文化へのアプローチの視座を得る。
- 言語・文化・アイデンティティの関係性や、それらが時間の経過や空間の移動によって、どのように変化するかを理解する。
- 文化的な観点から自分の専攻する科学分野について考える機会を持つ。
- 英語の言語と文化の多様性を理解する。

キーワード

英語圏文化、イギリス、メディア、テクノロジー、科学倫理、多様性、翻訳論、異文化理解

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

授業はレクチャーとディスカッションを組み合わせて進めます。授業での使用言語は日本語ですが、扱われる題材には英語のテキストが含まれます。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ・イントロダクション(小泉担当) ・ウィリアム・シェイクスピアによる悲劇『マクベス』:魔女と殺人 芝居を読み方を知り、シェイクスピア劇の具体的な場面を読み解ける鑑賞力を身に着ける。
第2回 ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』:不安と暴力 芝居を読み方を知り、シェイクスピア劇の具体的な場面を読み解ける鑑賞力を身に着ける。
第3回 ジェーン・オースティン『高慢と偏見』とアダプテーション(1)-(広本) Jane Austen, 'Pride and Prejudice' (novel) 授業で配布されるハンドアウトを読み、理解する。
第4回 ジェーン・オースティン『高慢と偏見』とアダプテーション(2)-(広本) 'Pride and Prejudice' (BBC TV series) 'Bridget Jones's Diary' (film) 'Pride and Prejudice and Zombies' (film) Reiko Mochizuki, 'Kohman to Henken' (manga) 授業で配布されるハンドアウトを読み、理解する。
第5回 日英比較翻訳論 基礎・理論編(木内) 翻訳理論の基礎的な理論枠組みと、英語と日本語の言語レベルでのいくつかの差異を理解する。
第6回 日英比較翻訳論 実践編(木内) 言語レベルを踏まえたうえでの翻訳のピアレヴューを行い、文化レベルでの翻訳のいくつかの扱い方について理解する。
第7回 担当教員三名による各トピックについてのミニ講義と対談+学生による振り返り 授業内容全体の振り返り 授業で扱われたテーマの関連性を知る

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

各授業の担当者がハンドアウトを用意する。

参考書、講義資料等

各授業の担当者がハンドアウトを用意する。

成績評価の方法及び基準

授業後の振り返りシートの提出:70%, 学期末レポート課題:30%(日本語:2500字を目処に)

学期末レポートについては各教員からサンプルとなる問いが提示される。そのサンプルから選ぶか、あるいは自分でテーマを設定して論じる。

関連する科目

  • LAH.H110 : 外国語への招待1
  • LAH.H111 : 外国語への招待2

履修の条件・注意事項

中級程度の英語力