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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

未来社会論B

開講元
文系教養科目
担当教員
治部 れんげ
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月1-2 (W9-714) / 木1-2 (W9-714)
クラス
-
科目コード
LAH.T214
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、社会的性差(ジェンダー)の観点から未来を考えます。近年、G20やG7などの多国間枠組みにおいて、ジェンダー主流化と持続可能な経済発展を結び付ける考え方が定着し、成果文書も数多く発表されています。それらを読み解き傾向をつかみます。
 近い将来、海外留学したり、出張などビジネスで海外とやり取りをしたり、学会発表をする可能性が高いみなさんが、知っておくべき「教養としてのジェンダーの知識」を身に着けていただくことが、本講義のねらいです。SDGsゴール5にある「ジェンダー平等を実現する」について、地域、家庭、教育、企業、政治の各分野でジェンダー平等の実現に向けた各人のプランを作れるようになることを目指します。

到達目標

本講義を受講することによって次の能力を修得します。1)ジェンダーとは何かを知る、2)家庭や学校で刷り込まれる無意識のジェンダーバイアスに気づく、3)教育、経済や政治の世界に存在するジェンダー格差を知る、4)ジェンダー規範は文化的に作られるものであることを理解する、5)多国間協議、エンタメ業界など、様々な分野でジェンダー視点が取り入れられていることを知る、6)ジェンダー問題を議論する大規模な会議に参加し、事実に基づく分析と独自の意見、解決提案を語れるようになる

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

教員はジャーナリストとして、最近7年間にジェンダーに関する記事を新聞、雑誌、オンラインメディアに約300本執筆し、企業や行政に助言してきました。 こうした経験を踏まえ、受講生をジェンダー平等と未来社会に関する若手有識者に育成します。

キーワード

ジェンダー、社会規範、無意識バイアス、国際比較、男女格差

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

授業の冒頭では、予習に基づく意見を参加者に話していただきます。その後、各回の解説をします。この授業は留学生の受講を歓迎します。教員は日本語で授業を行いますが、受講生が発言する際は日本語・英語どちらを使ってもかまいません。一部の参考資料は英語で提供します。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 オリエンテーション:講義のねらい、「未来」の視点、講義計画と成績評価について ジェンダーとは何ですか。
第2回 動画講義+調査レポート(1) 差別の意図がないのに、ジェンダーに基づく偏見を口にしてしまうのはなぜでしょう。
第3回 ジェンダー格差をどう図るか グローバル・ジェンダーギャップ指数はどのようなものか。
第4回 動画講義+調査レポート(2) ジェンダー格差を示す様々な指標を知り、学生自身でも調べてレポートを書きます。
第5回 有償労働と無償ケア労働 労働の中でも報酬が払われるものと、そうでないものがあることを知りましょう。
第6回 動画講義+調査レポート(3) ケア労働の歴史について学び、学生自身でも調べてレポートを書きます。
第7回 読書課題 読書レポートをクラスで共有し議論します。
第8回 動画講義+レポート(4) 広告とジェンダーについて動画講義を視聴し、短いレポートを書きます。
第9回 ジェンダーとメディア 広告、報道、ドラマ、映画などをジェンダー視点で考えます。
第10回 リサーチ活動 メディアとジェンダーについて学生自身が調べてレポートにまとめます。
第11回 プレゼンテーション(1) メディアとジェンダーに関するレポートを学生が発表します。
第12回 政治分野とジェンダー 政治分野におけるジェンダー格差を学び短いレポートを書きます。
第13回 プレゼンテーション(2) 政治分野におけるジェンダー格差に関するレポートをクラスで発表します。
第14回 ジェンダー格差、バイアスのない未来へ いつ頃、どのような過程を経て理想の社会を作れるでしょう。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

ありません。

参考書、講義資料等

読書課題があります。また、レポートを書いたりPPTで作成したプレゼンテーションを準備する課題が7回あります。
詳細は初回オリエンテーションでお話します。

成績評価の方法及び基準

受講生の知識、分析的能力と積極的な姿勢を評価します。合計8回のレポート提出と授業中の発言などで成績評価を行います。

関連する科目

  • LAH.T114 : 未来社会論A
  • LAH.T318 : 未来社会論C
  • LAH.S443 : 文系エッセンス51:未来社会論

履修の条件・注意事項

ありません

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治部れんげ jibu.r.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前連絡してください。