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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

技術史C

開講元
文系教養科目
担当教員
河西 棟馬
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
LAH.T303
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では,「技術 art, craft, technology」及びこれと関連する概念について哲学史・思想史的立場から検討していきます. 古代以来,人間は「技術」とはなにかを繰りかえし問い続けてきました,この講義では過去の「技術」理解の歴史を辿ることにより,より多角的に「技術」について考える視座を提供することを目標とします.

到達目標

1. 言葉の変化を通じて我々の認識の歴史依存性を理解する
2. 言葉の歴史を通じて西洋技術が出現した歴史的条件を理解する

キーワード

科学,技術,技術革新,芸術

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

一般的な講義形式で進めます.講義後に授業へのコメントを提出してもらいます.講義冒頭で前回の質問に答えたのち,講義に入ります。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 プロメテウス神話の検討 特に設けない.
第2回 プラトン(I):〈技術〉の価値負荷性・目的内在説 リーディング課題を指示する。
第3回 プラトン(II):プラトンにおける〈知〉のヒエラルキー リーディング課題を指示する。
第4回 アリストテレス(I):〈自然の模倣〉としての技術 リーディング課題を指示する。.
第5回 アリストテレス(II) アリストテレスにおける知識の序列 古代ローマ-中世ヨーロッパにおける「機械技芸」 リーディング課題を指示する。
第6回 ラテン世界への翻訳: 自由学芸と機械技芸 リーディング課題を指示する。
第7回 中世ヨーロッパにおけるアルス —自由学芸と機械技芸— リーディング課題を指示する。
第8回 近世における「区分撤去」: 高級職人たちの社会的上昇戦略 リーディング課題を指示する。
第9回 「区分再設定」:学者たちによる技術の取り込み リーディング課題を指示する。
第10回 啓蒙主義者たちの技術論 リーディング課題を指示する。
第11回 マルクス技術論(I) 唯物史観 リーディング課題を指示する。.
第12回 マルクス技術論(II) 労働論・機械論 リーディング課題を指示する。
第13回 ヴェブレンの科学・技術論 リーディング課題を指示する。
第14回 ハイデガー技術論 特に設けない.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に設けない

参考書、講義資料等

Eric Schatzberg. Technology: Critical History of a Concept. (Chicago: University of Chicago Press 2018)

成績評価の方法及び基準

毎回のフォーム提出(20%)と期末レポート(80%)で評価する. なお,レポートでChatGPTなどの対話型AIを使用する場合その旨を記載し,その正しさを文献情報を示して裏付けることが求められる.

関連する科目

  • LAH.T103 : 技術史A
  • LAH.T203 : 技術史B
  • LAH.S416 : 文系エッセンス16:技術史

履修の条件・注意事項

特に設けないが,哲学・思想及び語学に関心があることが望ましい。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

kawanishi.t.ac[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

水曜 14:00-16:00. これ以外はメールなどで事前予約すること.