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2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース

教育メディア工学B

開講元
社会・人間科学コース
担当教員
室田 真男
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
不明
クラス
-
科目コード
SHS.M446
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年4月8日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

「教育メディア工学A」の内容を発展させ,効果的なe-Learningコースを制作するための理論および原則を実践的に学ぶ。

本コースにより,効果的なe-Learningコースを設計するための知識を習得することができる。さらには,オンライン学習コースについて比較評価することより,グローバルな視点で学びを捉えられるようにする。

到達目標

・ 「教育メディア工学A」の内容を発展させ,e-Learningコースとしての教授設計法を学び,具体的なコースを設計することができる.
・ オンライン学習コースについて批判的に評価することができる.

キーワード

e-Learning,教授設計法,ガニェの9教授事象, ARCSモデル,MOOC

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義とその内容に関するグループディスカッションやワークショップを組み合わせながら進める。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

e-Learningとは

e-Learningの特徴について説明する

第2回

e-Learning教授設計法

e-Learningの特徴について説明する

第3回

課題分析

学習課題を分析する

第4回

ガニェの教授事象と指導方略

ガニェの9教授事象に従ってe-Learningコースを設計する

第5回

ARCSモデル

ARCSモデルに基づき,e-Learningコースを改善する

第6回

e-Learningをより効果的に

e-Learningの設計原則を説明する

第7回

よりよい学びに向けて

自ら設計したe-Learningコースを評価する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

必要に応じて資料を配付する

参考書、講義資料等

・ 鈴木克明(2002)教材設計マニュアル―独学を支援するために,北大路書房
・ 鈴木克明ほか(2013)インストラクショナルデザインとテクノロジ: 教える技術の動向と課題,北大路書房
・ Richard E. Mayer(2021)Multimedia Learning,Cambridge University Press
・ Ruth C. Clark, Richard E. Mayer(2016) e-Learning and the Science of Instruction: Proven Guidelines for Consumers and Designers of Multimedia Learning, Pfeiffer

成績評価の方法及び基準

数回の中間レポート (40%),最終レポート (60%)の内容に基づく

関連する科目

  • SHS.M445 : 教育メディア工学A
  • SHS.M463 : 教育メディア工学演習A
  • SHS.M464 : 教育メディア工学演習B

履修の条件・注意事項

「教育メディア工学A」とあわせて履修すること。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

murota[at]ila.isct.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前に予約すること