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2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 都市・環境学コース

都市・地域再生原論

開講元
都市・環境学コース
担当教員
真野 洋介
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火7-8 (W8E-101)
クラス
-
科目コード
UDE.D502
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年4月11日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、20世紀以降発展した都市・地域再生の考え方と手法を扱い、日本における都市学と環境デザインの基礎を提供します。
まず最初に、20世紀初頭の実験的な都市再生と、第二次大戦後の都市再生の展開を扱います。次に、近年の都市・地域再生の主題を整理します。
後半では、都市再生の理念、運動、世代の展開などを解説します。

到達目標

本講義の履修により、以下の知識と能力を修得する
1)都市再生の領域を理解する
2)都市再生の理念と考え方の展開を理解する

キーワード

復興計画、国際近代建築会議、都市更新事業、歴史的保全、漸進主義
サスティナブル・シティ、空間計画、都市の状況、
都市の資産、都市のコンテクスト、アーバン・ビレッジ、都市再生戦略、都市再生タスクフォース、都心改善事業

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1)講義では最初に前回講義の復習を簡単に行う。
2)毎回の授業で出席をとる。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 都市再生の主題 1)社会・経済 都市再生の社会的背景を説明せよ
第2回 都市再生の主題 2)歴史・文化 都市再生の文化的背景を説明せよ
第3回 都市再生の潮流 1)1945年から1960年代の展開 第二次大戦後の都市再生の要点について説明せよ
第4回 都市再生の潮流 2)1970年代から2000年代の展開 1990年代から2000年代の都市再生の要点について説明せよ
第5回 都市再生の理論と概念 我が国の都市再生の出発点と理念について説明せよ
第6回 都市再生の手法とプロセス 都市再生の手法とプロセスについて理解する
第7回 まとめ:都市再生の多様性と創造性 都市再生の多様性と創造性を理解する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

伊藤雅春、真野洋介他編著 「都市計画とまちづくりが分かる本」 彰国社
日本建築学会編、「コンパクト建築設計資料集成[都市再生]」、丸善出版

成績評価の方法及び基準

1)都市再生の起源と展開についての理解度、その応用と問題解決力を評価
2)配点は中間レポート(40%)と、最終レポート(60%)

関連する科目

  • UDE.D401 : 歴史空間論第一
  • UDE.D505 : 社会空間原論

履修の条件・注意事項

履修の条件は特に設けないが、関連する科目を履修していることが望ましい。