2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系 機械コース
先端アクチュエータ
- 開講元
- 機械コース
- 担当教員
- 吉田 和弘 / 遠藤 玄
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- MEC.H434
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年4月3日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
アクチュエータは機械装置の駆動源となる重要な要素であり,機械の高度化にともなう要求性能の多様化と,高機能な材料のおよび加工技術の進展により,高機能,高性能,または従来にない使用環境の先端アクチュエータの開発および応用が求められている。本講義では,駆動方式が異なるアクチュエータとして,圧電アクチュエータ,静電アクチュエータ,流体アクチュエータおよび形状記憶合金アクチュエータを,また機能性が異なるアクチュエータとしてソフトアクチュエータおよびマイクロアクチュエータを取り上げ,それらの動作原理,性能,制御方法,および応用について講述し,先端機械工学に対応できる技術的知識を提供する。
本講義では,駆動方式および機能性が異なる先端アクチュエータを幅広く取り上げ,それらの技術的知識を提供し,先端機械工学の基盤を作ることを目的とする。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 先端アクチュエータとして,圧電アクチュエータ,静電アクチュエータ,流体アクチュエータ,形状記憶合金アクチュエータ,ソフトアクチュエータおよびマイクロアクチュエータの動作原理および性能について説明することができる。
2) 各先端アクチュエータの制御方法および応用について説明することができる。
3) 1)および2)に基づき,適切なアクチュエータを選択し,幅広い仕様を有する先端機械装置の設計を行うことができる。
キーワード
圧電アクチュエータ,静電アクチュエータ,流体アクチュエータ,形状記憶合金アクチュエータ,ソフトアクチュエータ,マイクロアクチュエータ
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
具体的にアクチュエータを取り上げ,その動作原理,性能,制御方法および応用について説明し,特徴を述べる。オンライン型,ライブ型(同期型)で行う。質問等は,Science Tokyo LMSのフォーラムにて受け付け,回答する。毎回レポート課題を設ける。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 先端アクチュエータの概要 | アクチュエータの定義,先端アクチュエータ開発の背景および意義の理解 |
第2回 | 静電アクチュエータ | 静電アクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
第3回 | 流体アクチュエータ | 流体アクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
第4回 | 形状記憶合金アクチュエータ | 形状記憶合金アクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
第5回 | 圧電アクチュエータ | 圧電アクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
第6回 | ソフトアクチュエータ | ソフトアクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
第7回 | マイクロアクチュエータ | マイクロクチュエータの動作原理, 性能および制御方法の理解 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
講義時に資料を配付する。
参考書:アクチュエータシステム技術企画委員会編,アクチュエータ工学,㈱養賢堂,(2004)。
樋口俊郎,大岡昌博監修,アクチュエータ研究開発の最前線,㈱エヌ・ティー・エス,(2011)。
鈴森康一,アクチュエータ工学入門,ブルーバックス 講談社,(2014)。
成績評価の方法及び基準
各アクチュエータの技術的知識および考え方の理解度について,レポートで成績を評価する。
関連する科目
- MEC.H433 : メカトロニクス機器と制御
- MEC.H531 : ロボットの制御系設計
- MEC.J531 : マイクロ・ナノシステム
- MEC.J432 : 超精密機構とその制御
履修の条件・注意事項
特になし。