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2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系

メカトロデザイン PJ

開講元
機械系
担当教員
各 教員
授業形態
実験等 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
不明
クラス
-
科目コード
MEC.Q324
単位数
004
開講時期
2025年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年7月7日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

1.機構,センサ,アクチュエータ,コントローラを連携し,目的の機械動作を実現するメカトロデザインの体系を学ぶ.
2.機械要素,電気回路,マイコン,センサ,プログラミング,制御系設計ソフトなどの具体的な使い方を修得する.
3.目標のメカトロシステムを設定し,グループで計画的に開発を進めるプロセスを学ぶ.

到達目標

1. マイコン,センサ,機構を組み合わせてフィードバック系を組み,任意の動作を行える装置を開発できる.
2. 様々な意見の出るグループワークで意見をまとめ,一つの目標を達成できる.
3. 装置の動作や用途をプレゼンテーションできる.

キーワード

ロボティクス,メカトロニクス,機構学,制御工学,創造力、設計,計画力,プレゼンテーション

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

3Qにはマイコンを中心にモータやセンサへの入出力を学び,メカトロニクス技術の基礎を身に着ける.
4Qではグループごとに目標を定め,実際に動作する装置を開発する.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 Arduinoの基礎 当日中にオンラインで提出
第2回 シリアル通信とモータドライバの基礎 当日中にオンラインで提出
第3回 ポテンショを用いたモータのフィードバック制御 当日中にオンラインで提出
第4回 PCからの通信による複数のモータ制御 当日中にオンラインで提出
第5回 パラレルリンク機構の制御(理論) 当日中にオンラインで提出
第6回 パラレルリンク機構の制御(実践) 当日中にオンラインで提出
第7回 エンコーダの使い方 当日中にオンラインで提出
第8回 エンコーダを用いたモータの制御(PDコントローラ1) 当日中にオンラインで提出
第9回 エンコーダを用いたモータの制御(PDコントローラ2) 当日中にオンラインで提出
第10回 センサの使い方(ジャイロセンサを用いたI2C通信とデータ処理) 当日中にオンラインで提出
第11回 センサの応用(倒立振子の運動方程式) 当日中にオンラインで提出
第12回 構想発表準備(グループワーク)
第13回 構想聴取 当日中にオンラインで提出
第14回 課題製作1 進捗を記録
第15回 課題製作2 進捗を記録
第16回 課題製作3 進捗を記録
第17回 課題製作4 進捗を記録
第18回 課題製作5 進捗を記録
第19回 課題製作6 進捗を記録
第20回 課題製作7 進捗を記録
第21回 課題製作8 進捗を記録
第22回 課題製作9 進捗を記録
第23回 製作物発表会
第24回 製作物に関するレポート作成と片付け 最終レポートを提出

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

PDFで配布

成績評価の方法及び基準

レポート70%,グループワーク30%を目安とする.グループワークの点数は構想発表や製作物発表会での評価,およびチームでの貢献具合等から総合的に評価する.

関連する科目

  • XEG.B101 : 工学リテラシーI
  • XEG.B102 : 工学リテラシーII
  • XEG.B103 : 工学リテラシーIII
  • XEG.B104 : 工学リテラシーIV
  • MEC.Q201 : 機械システム学
  • MEC.A202 : 機械系リテラシー
  • MEC.Q310 : 機械工作実習
  • MEC.H202 : 機械要素
  • MEC.I211 : ロボット機構学
  • MEC.I333 : ロボットの力学と制御

履修の条件・注意事項

機械系所属学生に限る.また,「MEC.Q201:機械システム学」または「MEC.A202:機械系リテラシー」の単位を修得済みであること

その他

はんだ付けに必要な用具(はんだごて,はんだ吸い取り機,はんだごて台,テスター)は自分の物を用意しておくことを強く推奨します.