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2025年度 (最新) 学院等開講科目 理学院 化学系

安全の化学

開講元
化学系
担当教員
小野 公輔 / 篠原 直秀 / 井口 泰泉 / 竹下 幸俊 / 加藤 博子
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金3-4 (M-101(H116))
クラス
-
科目コード
CHM.A201
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、化学系2年生を対象とした講義である。安全に化学実験を行うための基礎的知識を提供する。そのために、化学物質が有するリスクの概念、化学物質に関する関係法令、リスクアセスメントについて解説する。また、廃液処理、廃棄物処理の重要性について解説する。さらに、緊急時の対応法を解説し、消火器の実施訓練を行う。化学物質が及ぼす健康影響・地球環境問題についても解説する。
化学系で行う各種実験に先立ち、その安全の手引きとなることがねらいである。化学系の課程を修めることで危険物取扱者(甲種)の受験資格が与えられるので、それに必要な危険物(化学物質)に関わる安全知識を養うことも目的としている。また、緊急時の事故対策の一つとして消火器利用の実施訓練を行い、火災のときの対処の仕方、心構えを身につけることを目的としている。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1) 安全の概念の理解と、安全に化学実験を行うための心構えを身につけることができる。
2) 化学物質が有するリスクとアセスメントの意義を説明できる。
3) 化学物質の管理の問題、関連法規を説明できる。
4) 化学物質と地球環境問題〜廃液、廃棄物、資源の問題を説明できる。
5) 緊急時の対応方法と火災時の対応方法、および心構えを身につけることができる。
6) 消火器の使用法を習得する。

キーワード

安全、化学物質、化学実験、安全データシート、廃液、廃棄物、環境問題、労働安全衛生法、消防法、毒劇物取締法

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

各講義の前半90分は、配布資料の内容を解説する。講義後半は、講義内容に関する小テスト(10分)に当てる。毎回出席を取る。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 基礎化学実験安全オリエンテーション 化学実験第一(100番台)などで学んだ実験の復習。講義時の課題の復習。
第2回 消火器訓練(映像学習の可能性あり) 消火器の種類や使い方の復習。
第3回 化学物質管理1〜労働安全衛生法、消防法 安全関係法令の復習。
第4回 実験廃液処理の重要性〜下水道法の歴史と水質汚染 廃液関係法令や学内規則の復習。
第5回 化学物質リスクアセスメント リスクの概念を理解する。
第6回 化学物質と地球環境問題や健康影響 化学物質が及ぼしうる地球環境問題や健康影響を理解する。
第7回 化学物質管理2〜毒物及び劇物取締法、関連法規、GHSラベル、SDS 安全関係法令に関する復習。期末課題の提示。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

実験を安全に行うために 第8版 (化学同人)。

参考書、講義資料等

学生のための化学実験安全ガイド(東京化学同人)

成績評価の方法及び基準

講義時に課される小課題(20%)、および学期末の試験(80%)。

関連する科目

  • CHM.B205 : 無機・分析化学基礎実験
  • CHM.D205 : 有機化学基礎実験
  • CHM.C205 : 物理化学基礎実験
  • LAS.E101 : 環境安全論

履修の条件・注意事項

特になし

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

小野 公輔:ono[at]chem.isct.sci.ac.jp

オフィスアワー

小野公輔:講義終了後、またはメールで事前予約し、教員室で質問に応じる。