2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 教職科目
エージェンシーの教育関係論
- 開講元
- 教職科目
- 担当教員
- 山地 弘起
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水7-8 (W9-202(W922))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAT.A416
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
21世紀型能力の中核としてエージェンシーが挙げられている(OECD, 2019)。近年のこども基本法の制定や生徒指導提要の改訂なども、エージェンシー育成の観点から取り上げることができる。本授業では、まずエージェンシー(主体性とかなり重なる概念)の理解から始め、学校での対人関係文化の諸相を吟味することでエージェンシーの阻害要因・促進要因を整理する。そのうえで、エージェンシーを育成する方途を、環境面、個人面、教育課程の面などから探る。毎回、授業参加者が自分の関連経験やホームワーク実習を振り返り、エージェンシーの観点から再解釈したり代替行動を検討したりする機会を含める。最後に、まとめとして、各自が授業全体を総括するプレゼンテーションを行う。
到達目標
本授業の到達目標は、大きく以下の3つである。
(1)今後の学校教育における教員-生徒関係は、どのように変わっていくべきかを理解する。
(2)学修内容と各自の学校経験を踏まえて、学習者のエージェンシーをどう育てるかを構想する。
(3)ホームワーク実習を通じて、自身のより柔軟な対人関係や情動調整のありようを探る。
キーワード
エージェンシー、対人関係文化、21世紀型能力、コンフリクト・マネジメント、社会情動的学習
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本授業は日本語開講である。
授業の概要とねらいに示したように、毎回、授業内容に関連した事前課題を用意するので、T2Scholarで確認の上、準備をして参加すること。
また、毎回、事後課題もあるので、締切までに提出すること。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | エージェンシーとはなにか | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 |
第2回 | 学校における対人関係文化 | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 |
第3回 | 対人関係の社会心理学的理解 | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 |
第4回 | 対人関係文化を変えるもの | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 |
第5回 | コンフリクト・マネジメント | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 |
第6回 | 社会情動的学習の動向と課題 | 授業内容に関連した事前課題と事後課題 第7回の準備(総括のプレゼンテーションの作成) |
第7回 | まとめ(各自による総括のプレゼンテーション) | 最終レポート |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特に指定しない
参考書、講義資料等
・白井俊(2020) 「OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来」ミネルヴァ書房
・苫野一徳監修 (2022) 「校則が変わる、生徒が変わる、学校が変わる」学事出版
・野沢聡子 (2017) 「大学生のための交渉術入門」慶應義塾大学出版会
・Durlak, J. A., Domitrovich, C. E., & Mahoney, J. L. (Eds.). (2025) Handbook of Social and Emotional Learning (2nd ed.). New York: Guilford
成績評価の方法及び基準
到達目標の達成度を以下により評価する。
第1回から第6回では、事前課題と授業(協働学習)への貢献、および事後課題を評価対象とする(72/100)。
加えて、第7回での総括プレゼンテーションと討論、および事後課題の総括レポートを評価対象とする(28/100)。
事後課題を1つでも未提出の者は単位取得できない。
関連する科目
- 無し
履修の条件・注意事項
特に設けない
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
山地先生に連絡がある学生さんは、連絡担当教員の室田に連絡すること。ただし、メールをもらった日に回答が得られるとは限らない。
murota[at]ila.isct.ac.jp
オフィスアワー
担当の山地先生は非常勤講師のため、授業時に質問等は済ませること。