2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
横断科目23:Science Tokyoのキャンパスに親しむ
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 多久和 理実 / 山﨑 鯛介 / 柳瀬 博一 / 二階堂 雅人 / 永原 健大郎 / 木谷 真紀子 / 松本 幸久 / 松本 幸久
- 授業形態
- 講義 (ブレンド型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水3-4
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T423
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年6月12日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
キャンパスをよく知り親しむことは、東京科学大学での学修や研究だけでなく生活を充実させることにも繋がる。
特に、他大学の学士課程出身者が約40%であり、所属キャンパスが大岡山・すずかけ台・田町に分散している理工学系の修士課程において、自身が活動する場のルーツと広がりを知る機会は重要である。
2024年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が統合した結果、大学には湯島と国府台のキャンパスも加わった。
この科目では、各キャンパスの歴史、地理、自然、周辺環境などの概要を紹介し、これらのテーマに親しみを持つことを目指す。
この科目は未来の人類研究センターの提供科目であり、東京科学大学博物館・資史料館の協力を得て開催しています。
到達目標
講義とディスカッションを通して、自分自身でキャンパスの魅力を発見していく力を養う。
レポート課題を通して、発見した魅力を他者に自信を持って伝える力を養う。
キーワード
東京科学大学、歴史、地理、周辺環境、動物、植物、鉄道、大学生活
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
各授業は、2つのテーマの講義と、それを受けた学生とのディスカッションによって構成される。
2つのテーマの講義はそれぞれ、東京科学大学の教員とゲストが分担して異なる視点から話す。
第1回および第8回はライブ型(Zoom)で実施する。
グループワークを行うので、発話できる環境から接続すること。
第2回から第7回にかけては、テーマに関連する会場を利用したハイフレックス型(Zoom+対面)で実施する。
全ての授業回を自宅等からZoom参加しても構わない。
対面参加を希望する場合の会場へのアクセス方法については、第1回ガイダンスで説明する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス ※Zoom限定 テーマ0:キャンパスの歴史とそこからから「抜け落ちた記録」(多久和理実、リベラルアーツ研究教育院) | 講義中に指示する。 |
第2回 | テーマ1:大岡山キャンパスの形成(山﨑鯛介、東京科学大学博物館) テーマ2:キャンパスと鉄道との関わり(竹内敏浩、東急株式会社) ※大岡山・本館からハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第3回 | テーマ3:蔵前時代のキャンパス(山﨑鯛介、東京科学大学博物館) テーマ4:キャンパスで見られる草花(田中善一郎、東京工業大学名誉教授) ※大岡山・東工大蔵前会館からハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第4回 | テーマ5:湯島キャンパスの歴史(鈴木聖一、歯学博物館) テーマ6:キャンパスで見られる樹木(池田威秀、宇都宮大学オプティクス教育研究センター) ※湯島・D棟特別講堂からハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第5回 | テーマ7:すずかけ台キャンパスの形成(樋口豊、再開発推進室) テーマ8:キャンパス周辺の河川と道路(柳瀬博一、リベラルアーツ研究教育院) ※すずかけ台・中会議室からハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第6回 | テーマ9:田町キャンパスと附属高校(永原健大郎、リベラルアーツ研究教育院) テーマ10:キャンパスで見られる動物(二階堂雅人、生命理工学院) ※田町・国際会議室からハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第7回 | テーマ11:国府台キャンパス周辺の文学(木谷真紀子、リベラルアーツ研究教育院) テーマ12:国府台キャンパスの薬草(松本幸久、リベラルアーツ研究教育院) ※国府台・ヒポクラテスホールからハイフレックス配信 | 講義中に指示する。 |
第8回 | レポート課題についての発表会 ※Zoom限定 | 講義中に指示する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
参考文献は講義中に紹介する。
成績評価の方法及び基準
授業への参加(ディスカッションと小レポート)50%、期末レポート 50%
関連する科目
- LAH.S433 : 文系エッセンス37:科学史
- LAH.S416 : 文系エッセンス16:技術史
- LAH.T416 : 横断科目16:社会のなかの科学技術
- LAH.T422 : 横断科目22:水俣病から考える
履修の条件・注意事項
講義とディスカッションは日本語で行う。
そのため、中級以上の日本語の聴解力と会話力があることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
takuwa.y.aa[at]m.titech.ac.jp