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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 理工系教養科目

宇宙地球科学A 医歯学系

開講元
理工系教養科目
担当教員
授業形態
講義 (オンデマンド型)
メディア利用科目
対象
曜日・時限
(講義室)
クラス
医歯学系
科目コード
LAS.A101
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

大学生の教養としての現代的天文学・惑星科学・地球科学の基本的内容を講義する。
宇宙地球科学Aでは特に、宇宙を構成する物質に焦点を当て、元素、恒星、太陽系、惑星、地球、地球生命といった宇宙の構成要素の構造と起源を理解する。これらの内容に関する最先端の研究成果も紹介する。

到達目標

現代の宇宙観と地球観、およびそれらを形づくる基本的な考え方を理解する。主に高校までの物理学、数学、化学により理解することを目標とする。

キーワード

天体物理学、惑星科学、地球科学

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

始めに前回講義の内容を復習し,その後,適宜演習を交えながらその日の内容を講義する。
授業計画にある各回の内容は,講義の順番が変更になる場合がある。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

アストロバイオロジー

地球外生命

第2回

宇宙と地球の物質

宇宙と地球における物質循環などを概観する

第3回

元素の起源

元素と原子核, ビッグバン元素合成

第4回

恒星の中での元素合成

星の元素合成

第5回

銀河から星・惑星へ

銀河, 分子雲, 原始星, 原始惑星系円盤

第6回

太陽系: 惑星編

太陽と惑星

第7回

太陽系: 小天体編

隕石、放射性同位体を用いた年代学

第8回

太陽系形成論

太陽系の形成シナリオ

第9回

太陽系の化学進化

太陽系元素存在度,分化過程

第10回

地球型惑星の内部構造

地殻・マントル・核,リソスフェア

第11回

地球を構成する岩石

火成岩岩石学,分化過程

第12回

固体地球の進化

プレートテクトニクス

第13回

惑星環境の進化

大気進化,初期大気,酸化過程,大陸成長

第14回

地球生命の進化

生命史,地球と生命の共進化・相互作用

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

宇宙地球科学,佐藤文衛・綱川秀夫著,講談社

参考書、講義資料等

参考文献,参考資料は授業で適宜紹介する。

成績評価の方法及び基準

講義内容についての理解度を評価する。具体的な評価方法は授業の冒頭で説明する。

関連する科目

  • LAS.A102 : 宇宙地球科学B
  • LAS.A110 : 宇宙地球科学基礎ラボ(地球物理)
  • LAS.A111 : 宇宙地球科学基礎ラボ(地球物質)
  • LAS.A112 : 宇宙地球科学基礎ラボ(天文宇宙)

履修の条件・注意事項

特になし