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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 理工系教養科目

電磁気学基礎2 H

開講元
理工系教養科目
担当教員
宗片 比呂夫
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
H
科目コード
LAS.P104
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

電磁気学基礎1に引き続き,本講義では静磁場,変動する電磁場,マクスウェル方程式,電磁波について講義する。

電磁気学は自然を理解するための重要な学問である。また,専門コースでの理学,工学,生命科学を学ぶ上での必須の基礎学問である。本講義では,真空中の電磁気学の基本法則と,その数学的記述を修得し,これを基に電気磁気現象を理解し,未知の電気磁気学問題を解く能力を養う。

電磁気学を通じて光学と素粒子の基礎についても学ぶ。

到達目標

本講義を履修することにより,以下の知識と能力を修得する。
1) 誘導起電力,誘導電場,自己誘導,相互誘導,磁気エネルギー,変位電流などの概念を正しく理解し,数学的に表現できる。
2) 磁束密度に関するガウスの法則,アンペールの法則,ファラデーの法則,マクスウェル・アンペールの法則を正しく理解し,電磁気学の問題に応用できる。
3) マクスウェル方程式を基に電磁波を理解できる。
4) 方程式で表された電気磁気学問題の数学的解を求めることができ,数学的解が意味する物理を説明できる。
5) 光学と素粒子の基礎を学ぶ。

キーワード

ガウスの法則,アンペールの法則,電磁誘導,ファラデーの法則,誘導起電力,誘導電場,自己インダクタンス,相互インダクタンス,磁気エネルギー,変位電流,マクスウェル・アンペールの法則,マクスウェル方程式,電磁波,光学,素粒子

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

各講義の2/3は基礎的内容について,残る1/3は発展的応用的内容についての解説に充てる.講義内容の確実な理解と応用力を養うために,講義内容に関連した演習問題を物理学演習第二で出題する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 アンペールの法則、電磁誘導 電磁誘導の概念を式と言葉で説明できますか?
第2回 誘導電界、磁気エネルギー、変動する電界 誘導電界、磁気エネルギー、変動する電界を式や言葉で説明できますか?
第3回 変位電流、マックスウェルの方程式(積分形)、ベクトル演算子 変位電流の正しい理解に取り組もう、ベクトル演算子を使ってみよう
第4回 光速の簡単な導出、ベクトル演算子 div & rot マックスウェルの方程式(積分形)を式で書いてみよう。光速の値がどうしてこうなるの?積分形を微分形になおすには?
第5回 マックスウェルの方程式(微分形)と電磁波 マクスウェル方程式(積分形)を式で書いてみよう。光速を導き出そう。
第6回 電磁波のエネルギー、(余裕があれば光の運動量、光圧、LCR回路) 電磁波はどうしてエネルギーを運べるのか?
第7回 期末テストに向けてのおさらい、積み残した事項、ローレンツ変換:相対論への入口 電磁波に至る基本的な概念が示せますか? 

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

基礎物理学課程 入門コース 電磁気学 田中秀数 著 培風館

参考書、講義資料等

電磁気学(中山正敏著、裳華房)、p.200-205, 207-213, 220, 227-232, 184-188, etc.

成績評価の方法及び基準

平常点は毎回の出席点で毎回3点で合計21点、期末筆記テストの満点は79点。 これを合計して成績評価を行う。

関連する科目

  • LAS.P106 : 物理学演習第二

履修の条件・注意事項

履修の条件を設けない。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

munekata.h.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

講義日の午後だと一番便利。講義後に口頭もしくメールで申し込んでください。 
他の日時も対応可能ですが、on-line になると思います。

その他

具体的な講義内容はT2SCHOLA にアップロードする「クラスH 進行予定」に書きとめてあります。説明は第一回クラスで。