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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 アントレプレナーシップ科目

学士価値創造グループワーク基礎 B

開講元
アントレプレナーシップ科目
担当教員
倉林 陽 / 山田 圭介 / 白石 由己 / 松崎 由理 / 渡邊 真由
授業形態
演習 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
不明
クラス
-
科目コード
ENT.V202
単位数
010
開講時期
2025年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年7月28日
使用言語
日本語

※ 科目コードに( ) がある科目は、学生の入学年度によって科目コードが異なります。

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

副題: DNXベンチャーと考えるアントレプレナーシップ論;起業という選択肢の現状を社会的ニーズ、当事者の動機から理解し、その本質を実践的に学ぶ

企業への投資・育成を行なっているプロのベンチャー・キャピタリスト及び新たな価値を提供するスタートアップの経営者から、(大企業を含めた)企業の仕組み、新たな事業を起こす意味および社会的なニーズ、大企業・スタートアップを問わず企業組織の課題、及び、起業家自身の動機・目的や問題点など、各テーマの解説・情報提供に加え、日々の業務からえられた「アントレプレナーシップ論」を、参加する学生とディスカッションし共有する。

日本と米国で多くの投資実績・スタートアップ育成を行ってきたベンチャーキャピタル、DNX Ventures、Head of Japanである倉林氏と、Partnerの白石氏を、本プログラムのために、本学の非常勤講師として迎え、全7回全ての構成、講義内容に関し、同社の全面協力のもとに構成されている。

スタートアップを切り口にはしているが、講義のテーマは、スタートアップに限らずビジネス全般の最新情報をベースにしていること、また、2回のスタートアップ経営者の回では、起業家個人の、動機・目的に、言及していくこともあり、参加学生にとって、視野拡大、選択肢の拡大に直結することになる。
スタートアップに興味のある学生だけでなく、将来、学術・研究も目指すひと、官僚をめざすひと、大企業を目指す人に、全ての学生がデスカッションに参加して欲しい、本学「アントレプレナーシップ科目」の基本となる位置付けにしたい。

到達目標

1. 「起業」の社会的背景・ニーズ、当事者の動機・思惑のメカニズムを理解する
2. 講師、企業経営者とのコミュニケーションを通し、共感、論点整理、課題設定、論理性の確保のスキル向上
3. 「アントレプレナーシップ」発揮し、「新たな価値を開拓し設定する」行動に繋げるステップとする

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

アントレプレナーシップの各要素は、実務に直接関連する。企業育成の実務に精通している教員の知見は、本講座に不可欠である。

キーワード

アントレプレナーシップ、リーダーシップ、起業、スタートアップ、主体性、価値創造

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1. 本科目は「集中講義」であり、各回の具体的日程、各回の内容概要は、期初に行うアントレプレナーシップ「リーダーシップ・価値創造」科目説明会(事前登録制)、および、リーダーシップ教育院ホームページ(https://www.total.titech.ac.jp/)で発表する。
2. 履修希望者は、同説明会に参加、スケジュールを確認の上、履修申告することを強く推奨する。
3. 定員以上の履修申告があった場合は、選抜となる場合がある。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 資本制とパーパス経営 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第2回 起業家による講演(1);ゲスト講師:株式会社アンドパッド 代表取締役 稲田武夫 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第3回 起業の方法論(DNX Studio) 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第4回 スタートアップの資金調達とVCによる評価 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第5回 起業家による講演(2);ゲスト講師:株式会社カケハシ 代表取締役CEO 中川 貴史 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第6回 ガバナンス論 随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。
第7回 スタートアップと大企業連携

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

各回の詳細な日程及び課題については、期初に行うアントレプレナーシップ「リーダーシップ・価値創造」科目説明会(事前登録制)、および、アントレプレナーシップ教育機構ホームページ(https://www.cee.titech.ac.jp/)およびリーダーシップ教育院ホームページを(https://www.total.titech.ac.jp/)で発表する。

教科書

随時授業内で示す。

参考書、講義資料等

随時授業内で示す。

成績評価の方法及び基準

1. 自身の参加目的の認識、ワークショップテーマの理解と取り組み、講師・ゲストスピーカーとのコミュニケーション状況などを総合的に評価
2. 講師・ゲストスピーカーからの提供情報は当日その場での消化が望ましい場合が多く、全回を通して理解度が上がるような設計になっており、かつ、講師・ゲストスピーカーとのコミュニケーションを重視することから、全回参加が望ましい

関連する科目

  • ENT.L201 : 学士リーダーシップ・グループワーク基礎A
  • ENT.L202 : 学士リーダーシップ・グループワーク基礎B
  • ENT.V201 : 学士価値創造グループワーク基礎 A
  • ENT.V203 : 学士価値創造グループワーク基礎 C
  • ENT.V204 : 学士価値創造グループワーク基礎 D
  • ENT.V205 : 学士価値創造グループワーク実践A
  • ENT.V206 : 学士価値創造グループワーク実践 B

履修の条件・注意事項

特になし

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

山田特任教授(yamada.k.9f82[at]m.isct.ac.jp)

オフィスアワー

随時予約、または、予約なしの場合は祝日以外の毎週金曜日の13:00-14:00 (オンライン、アクセス方法については以下から問い合わせのこと。)
https://forms.gle/kCDtXz2NcwHy8kSC9