2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 第二外国語科目
古典ギリシア語3
- 開講元
- 第二外国語科目
- 担当教員
- 金澤 修
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- LAL.A303
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
1年間の学習により、古典ギリシア語の初級文法を習得する。古代ギリシア文明は、その後のヨーロッパ文明の源流として、人文学、社会科学、自然科学などのあらゆる分野に、大きな影響を与えた。古典ギリシア語で書かれた書物は、ホメロスの叙事詩、ソフォクレスなどの悲劇、ヘロドトスなどの歴史書、プラトン、アリストテレスなどの哲学書、ユークリッドの数学書など、多岐にわたる。本講義では、主として紀元前6−4世紀ころにアテーナイを中心とするアッティカ地方で用いられていた古典ギリシア語(Attic Greek)を学ぶが、紀元前8世紀のホメロスの言語や、新約聖書が書かれたヘレニズム時代のギリシア語(Koine Greek)も大きな相違はない。したがって、本講義の古典ギリシア語文法を学ぶことにより、新約聖書等も読むことができるようになる。また、近現代の造語も、ギリシア語やラテン語から作られることが多いので、この分野の理解を深めることもできる。たとえばテレビはギリシア語の「テーロス(遠い)」と、ラテン語の「ウィデオー(見える)」を組み合わせた言葉である。古典ギリシア語を学習することにより、西欧文明の根幹をなす古代ギリシアの知識と深い人間理解をも、併せて学びたい。
到達目標
古典ギリシア語の文法を学ぶことにより、古典ギリシア語で書かれた文献を読むことの出来る語学力を身につける。それらの文献は2800年程も昔に書かれたものであるが、いまなお古びることのない、普遍的な価値を持っている。当時の人々が書いた文献を、翻訳によらず直接に読むことにより、古典文献に対する理解を深めたい。1年間継続する学習のうち、本学期はその第3段階を学ぶ。
キーワード
古典ギリシア語
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
古典ギリシア語の項目ごとに文法的な説明をし、それに関する練習問題を宿題とする。次週にその答え合わせを行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 動詞変化 (接続法能動相, 中動相) | 動詞変化 (接続法能動相, 中動相)の変化を覚える。 |
第2回 | 条件文, 不規則動詞の接続法 | 条件文の構文を理解し、不規則動詞の接続法の変化を覚える。 |
第3回 | 不定法(1)、(2) | 不定法の用法を理解する。 |
第4回 | 関係代名詞、動詞変化 (希求法能動相) | 関係代名詞の用法を理解し、希求法能動相の活用変化を覚える。 |
第5回 | 動詞変化 (希求法中動相)、分詞 能動相 | 希求法中動相、分詞 能動相の活用変化を覚える。 |
第6回 | 分祠 (中動相・受動相)、分詞の独立用法 | 分詞 (中動相、受動相)の活用変化を覚え、分詞の独立用法を理解する。 |
第7回 | 形容詞の比較級、最上級、可能性を表す希求法 | 形容詞の比較級、最上級の活用を覚え、可能性を表す希求法の用法を理解する。 |
第8回 | 試験とまとめ | 試験 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
田中美知太郎・松平千秋、『ギリシア語入門』 新装版、岩波書店、2012年
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
試験70%、平常点30%
関連する科目
- 古典ラテン語
履修の条件・注意事項
特になし。
その他
学士課程科目/大学院科目を同時開講。