2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
人文学系ゼミ(歴史と政治を読み破る)5
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 澤井 勇海
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.H380
- 単位数
- 020
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本ゼミは多読と議論を旨とする。本学では珍しいかもしれないが、他大学の人文社会科学系では花形とも言えるスタイルである。
毎週(スケジュールによっては隔週)1冊の本を読み、A4用紙1枚でペーパーを書き、参加者のペーパーを持ち寄ってディスカッションを行う。
課題書は新書・文庫を標準とする。(課題書リストについては、「参考書、講義資料等」の項目を参照のこと)
開講日当日の14時までに各自ペーパーをアップロードする。可能な限り、事前に他の参加者のペーパーに目を通しておく。
ゼミではいくつかのペーパーを取り上げ、すべての学生が意見や質問を述べ、双方向・多方向の議論をする。
参加者が自身で議論の流れを形作り、教員は基本的に司会役に徹する。必要な場面では、教員が自身の見解を示したり、補助線を引くこともある。
チェンジ・オブ・ペースとして、政治・行政・NGO・メディアなどの実務家による、ゲスト講義を実施する可能性もある。
国立国会図書館の利用体験や、歴史関係の博物館・文書館訪問、都内の書店めぐりといった、他大学の人文社会科学系ゼミでは一般的な企画を実施する可能性もある。
(参加者の要望や反応を見て柔軟に対応する。上記企画は希望者のみ)
本ゼミは、基本的に毎週月曜日7・8限ないし9・10限(参加者の希望に応じる)で開講する。集中講義ではない。
初回(4月7日)は、17時15分から西9号館9階プレゼンテーション室にてガイダンスを開催する。
ガイダンスに参加できない人は、メールなどで個別に教員に連絡すること。
◉本ゼミに向いている人(例)
・大学生となったからには読書する習慣を身につけたい
・自分のアイデアを過不足なく表現する文章/弁舌を磨きたい
・歴史や政治に興味はあるが、SNSやWikipedia上の情報だけに基づいて語って良いのか不安
・陰謀論やフェイクニュースが蔓延する中で生き抜くための羅針盤が欲しい
・有権者や「社会人」となるにあたり、歴史や政治に関する基礎的な理解を身につけたい
・将来グローバルに活躍するにあたり、日本を含む世界各国に関する教養を深めたい
・読書好き/議論好き/立志プロジェクトでは物足りなかった
・歴史オタク/政治オタク/軍事オタク/地理オタク/鉄道オタク etc
・◯◯党支持者/支持政党なし/左翼・リベラル・中道・保守・右翼 etc
・AI伊藤博文を作るために、前提となる歴史的文脈の調べ方を知りたい
・文系就職したい/政治・行政・NGO・メディアなどの分野で働きたい
・総理大臣になりたい/革命家になりたい/高等遊民になりたい
・入る大学を間違えた/人文社会科学を勉強したい/歴史学・政治学の研究者になりたい
◉本ゼミに向いていない人
・楽に単位を取りたい
・知的誠実さに著しく欠ける/差別や誹謗中傷を好む
到達目標
・新書・文庫を読む習慣を身につける
・テキストを読解し、批判的に思考する能力を身につける
・自身の考えを的確に表現する文章能力・弁論能力を身につける
・他者の人格と意見とを区別し、前者に配慮しつつ後者について忖度なく議論する能力を身につける
キーワード
歴史、政治、批判的思考、ディスカッション、アカデミックライティング
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
「講義の概要とねらい」で述べたとおり。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ペーパー提出・ディスカッション | 「講義の概要とねらい」で述べたとおり。参加者の要望や反応を見て柔軟に対応する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
とくになし。課題書については「参考書、講義資料等」を参照のこと。
参考書、講義資料等
課題書は、参加者の要望や反応を見て柔軟に選択する。
課題書候補の例として以下の書籍を挙げる(すべて読むわけではない)。
他の書籍を課題書に指定する可能性も大いにある。
・清水唯一朗『原敬』中公新書、2021年
・一ノ瀬俊也『東條英機』文春新書、2020年
・村井良太『佐藤栄作』中公新書、2019年
・原武史『象徴天皇の実像』岩波新書、2024年
・吉田裕『日本軍兵士』中公新書、2017年/『続・日本軍兵士』中公新書、2025年
・櫻澤誠『沖縄現代史』中公新書、2015年
・川端美季『風呂と愛国』NHK出版新書、2024年
・上村剛『アメリカ革命』中公新書、2024年
・鶴見太郎『ユダヤ人の歴史』中公新書、2025年
・西村晋『中国共産党 世界最強の組織』星海社新書、2022年
・家永真幸『台湾のアイデンティティ』文春新書、2023年
・高野秀行『謎の独立国家ソマリランド』集英社文庫、2017年
・筒井清輝『人権と国家』岩波新書、2022年
・岡野八代『ケアの倫理』岩波新書、2024年
・南川文里『アファーマティブ・アクション』中公新書、2024年
・梶原麻衣子『「“右翼”雑誌」の舞台裏』星海社新書、2024年
・木澤佐登志『闇の精神史』ハヤカワ新書、2023年
・ジョージ・オーウェル『動物農場[新訳版]』ハヤカワepi文庫、2017年
・シュテファン・ツワイク『ジョゼフ・フーシェ』岩波文庫、1979年
・カール・シュミット『政治的なものの概念』岩波文庫、2022年
・マックス・ウェーバー『職業としての政治』岩波文庫、2020年/『職業としての学問』岩波文庫、1980年
成績評価の方法及び基準
ペーパー提出:50% 議論への参加:50%
関連する科目
- LAH.H105 : 歴史学A
- LAH.H205 : 歴史学B
- LAH.H305 : 歴史学C
- LAH.S414 : 文系エッセンス14:歴史学
履修の条件・注意事項
高い日本語能力
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
sawai.i.1085[at]m.isct.ac.jp
オフィスアワー
教員にメールなどで事前連絡の上で、互いの予定を鑑みて個別的に設定