2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
教養特論:日本思想史
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 畑中 健二
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火7-8 (W2-402(W242)) / 金7-8 (W2-402(W242))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.H307
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では、一つのテーマを定めて日本思想史を読み解く。本年度のテーマは「悪と徴」。
「悪」に関する諸言説の読解・検討・批判を通して、日本における「悪」の思想を歴史的・多面的に把握する。
到達目標
本講義では以下を目指す。
1)日本思想史上の「悪」の特徴、背景、その多様性を把握する。
2)ディスカッションやレポート実作を通して、資料読解・考察・相互批判・説得力ある論の構築という人文科学の基本的手法を学ぶ。
キーワード
日本、倫理、宗教
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
スライドやビデオも活用する。また、講義内容に関連し、テーマを定めて少人数でのグループ・ディスカッションも課す。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション:「悪」への招待─今なぜ「悪」か? | |
第2回 | ディスカッション(1):悪と自然 | テーマ「災害は人間への天罰か?」 |
第3回 | 古代・中世の思想世界 | |
第4回 | 古代・中世と悪(1)悪党と怨霊 | 『今昔物語集』(11-12世紀)、『平家物語』 |
第5回 | 古代・中世と悪(2)「悪人」と救い | 『歎異抄』(13世紀) |
第6回 | レポートのピアレビューとディスカッション | 第一レポートのピアレビューと改訂 |
第7回 | 近世の思想世界 | |
第8回 | 近世と悪(1)赤穂事件、悪いのは誰か? | 『仮名手本忠臣蔵』(1748) |
第9回 | 近世と悪(2)国学にとっての「悪」 | 本居宣長『古事記伝』(1798) |
第10回 | ディスカッション(2):悪と世間 | テーマ「悪人の家族に贖罪の責任はあるか?」 |
第11回 | 近代の思想世界 | |
第12回 | 近代と悪(1)和辻哲郎にみる共同体の「悪」 | 和辻哲郎『倫理学』(1937-1949) |
第13回 | 近代と悪(2)丸山眞男とハンナ・アーレント | 丸山眞男『現代政治の思想と行動』(1956-1957) アーレント『イェルサレムのアイヒマン』(1963) |
第14回 | ディスカッション(3):悪と公共 | テーマ「『和』を乱すことは悪か?」 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
ハンドアウトを配布する。
参考書、講義資料等
参考文献は講義の中で随時紹介する。
成績評価の方法及び基準
ディスカッションへの参加(リアクション・ペーパーによる):20%、第一レポート: 30%、第二レポート(期末): 50%
二回のレポート提出を必須とする。詳細は初回授業で説明する。
関連する科目
- SHS.U442 : 文化・芸術分野特論S1B
履修の条件・注意事項
なし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
hatter[at]ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
随時
その他
・この科目は、人数超過の場合には抽選を実施いたします。初回の授業に必ず出席するようにしてください。
・授業内容は受講者に応じて変更される場合があります。