2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
意思決定論C
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 勢川 聡美 / 猪原 健弘
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T307
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月27日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
意思決定状況を数理的に扱うための会議の理論の基礎概念を、講義、ディスカッション、演習を通じて取り扱う。具体的には、「シンプルゲーム」、「会議」、「提携の強さ」、「会議のコア」、「意思決定主体の許容範囲」、「許容ゲーム」、「提携の望ましさ」、「安定な提携と安定な代替案」、「仮想許容範囲」、「後悔のない代替案」、「会議のコアの特徴づけ」を検討する。
会議の理論の基礎概念を理解し、それを他者に伝える能力を涵養することが本講義のねらいである。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 集団意思決定状況を数理的に扱うための理論で使われる基礎概念の定義を他者に伝えることができる。
2) 集団意思決定状況を数理的に扱うための理論における分析方法を他者に伝えることができる。
キーワード
シンプルゲーム、会議、提携の強さ、会議のコア、意思決定主体の許容範囲、許容ゲーム、提携の望ましさ、安定な提携と安定な代替案、仮想許容範囲、後悔のない代替案、会議のコアの特徴づけ
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
【重要】
この科目では、履修申告期間の終了時点で定員を超過する履修申告者がいた場合、抽選による履修制限を実施します。
履修制限の有無および履修制限を実施した場合の結果は、履修申告者にメールでお知らせします。
履修制限を実施した場合には、許可された方以外の履修は認められません。
【授業の進め方】
1つの概念につき1回の授業を使う。
まず、基本概念の定義と分析⽅法についての講義が行われる。
その後、受講⽣がグループで講義内容について検討し、演習に取り組む。
そして、授業後に、個⼈の考察や他の受講⽣の考え、講義、演習を通じて学んだことを、
受講⽣それぞれが「サマリーレポート」に書いて提出する。また取り組んだ演習の解答を提出する。
授業日程は次の通りである。
第1回 10月2日
第2回 10月6日
第3回 10月9日
10月13日(授業休み、祝日)
第4回 10月16日(授業あり、木曜日だが月曜日の授業を行う)
第5回 10月20日
第6回 10月23日
第7回 10月27日
第8回 10月30日
11月3日(授業休み)
第9回 11月6日
11月10日(授業休み)
11月12日(授業休み)
第10回 11月17日
第11回 11月20日
第12回 11月24日(授業あり、祝日だが月曜日の授業行う)
第13回 11月27日
第14回 12月1日
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス、自己紹介 | 本講義で扱う話題を3つ以上述べよ。 新しい仲間を3人以上見つけよ。 |
第2回 | シンプルゲーム | シンプルゲームの定義を述べよ。 |
第3回 | 会議 | 会議の定義を述べよ。 |
第4回 | 提携の強さ | 提携の強さの定義を述べよ。 |
第5回 | 会議のコア | 会議のコアの定義を述べよ。 |
第6回 | 意思決定主体の許容範囲と許容ゲーム | 意思決定主体の許容範囲と許容ゲームの定義を述べよ。 |
第7回 | 提携の望ましさ | 提携の望ましさの定義を述べよ。 |
第8回 | 安定な提携と安定な代替案 | 安定な提携と安定な代替案の定義を述べよ。 |
第9回 | 許容会議についてのグループワーク | グループワークから学んだことを述べよ。 |
第10回 | 仮想許容範囲 | 仮想許容範囲の定義を述べよ。 |
第11回 | 後悔のない代替案 | 後悔のない代替案の定義を述べよ。 |
第12回 | 会議のコアの特徴づけ | 会議のコアの特徴づけの内容と意味を述べよ。 |
第13回 | これまでの講義内容と演習問題についての質疑応答 | これまでの講義内容と演習問題に関する質問をせよ。 |
第14回 | 講義全体のまとめ | この講義で学んだことを概観せよ。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
猪原健弘、「合理性と柔軟性-競争と社会の非合理戦略I」、勁草書房、2002年(1.2節、2.1節、7.1節、7.2節、8.1節、8.2節、8.3節、9.1節、9.2節)(ISBN-10: 4326502223、ISBN-13: 978-4326502226)
参考書、講義資料等
講義資料はScience Tokyo LMSか授業中の配布により与える。
本講義に関連する内容に触れたい場合には以下を参照:
-猪原健弘、「感情と認識-競争と社会の非合理戦略II」、勁草書房、2002年(ISBN-10: 4326502231、ISBN-13: 978-4326502233)
-猪原健弘(編著)、「合意形成学」、勁草書房、2011年、(ISBN-13: 978-4326301966)
-猪原健弘、「入門 GMCR」、勁草書房、2023年(ISBN-13: 978-4326504985)
成績評価の方法及び基準
成績評価は、毎回の授業の「サマリーレポート」(学んだことの簡潔なまとめ)(合計50%)と演習問題への解答(合計50%)に基づいて⾏う。
期末試験は行わない。
欠席理由に関わらず、欠席した日の代替措置はない。
⽋席した⽇の授業内容については、教科書で確認すること。
関連する科目
- LAH.T108 : 意思決定論A
- LAH.T208 : 意思決定論B
- LAH.T107 : 社会モデリングA
- LAH.T209 : 社会モデリングB
- LAH.T308 : 社会モデリングC
履修の条件・注意事項
意思決定問題への興味があることが望ましい。
この科目の履修および内容の理解には、意思決定論Aや意思決定論Bの履修は必要ありません。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
猪原健弘(いのはらたけひろ)教授、inostaff[at]shs.ens.isct.ac.jp
問合せをする際に、メールの件名には科目名「意思決定論C」、メールの本文には学籍番号と氏名を入れてください。
オフィスアワー
電子メールでアポイントメントを取ること。
その他
当講義は理学の内容を含む。