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2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

統計学C

開講元
文系教養科目
担当教員
石橋 挙
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
不明
クラス
-
科目コード
LAH.T301
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では,社会科学で用いられる計量分析手法の基礎を学習する.具体的には,統計ソフトRを用いて,クロス表,分散分析,相関分析,および回帰分析(線形回帰やロジスティック回帰など)の実行方法を学び,これらの手法によって得られた結果の解釈方法を習得する.本講義を通して,社会科学における量的調査データの統計分析に必要な基礎的な手法を身につけることができる.

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 社会科学の計量分析手法の活用
2) Rを用いた統計分析
3) 分析結果の解釈,提示

キーワード

計量社会学,統計学,R

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

コンピュータ演習

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

社会科学における計量分析

社会科学における計量分析の性質を理解する.

第2回

記述統計

記述統計とその手法を理解する.

第3回

推定と検定

推定と検定,およびその手法を理解する.

第4回

クロス表

クロス表とその手法を理解する.

第5回

分散分析

分散分析とその手法を理解する.

第6回

相関

相関とその手法を理解する.

第7回

回帰分析:単回帰と重回帰

回帰分析とその手法を理解する.

第8回

回帰分析:ダミー変数と交互作用

回帰分析におけるダミー変数と交互作用を理解する.

第9回

ロジスティック回帰分析

ロジスティック回帰分析とその手法を理解する.

第10回

順序・多項ロジスティック回帰分析

順序・多項ロジスティック回帰分析とその手法を理解する.

第11回

口頭報告のためのコツ

口頭報告を準備する.

第12回

分析発表

分析発表

第13回

分析発表

分析発表

第14回

分析発表

分析発表

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

毛塚和宏,2022,『社会科学のための統計学入門――実例からていねいに学ぶ』講談社.

参考書、講義資料等

授業中に指示する.

成績評価の方法及び基準

毎回の授業における小課題50%,最終プレゼン50%(うち15%は他学生の評価)で評価する.

関連する科目

  • LAH.T101 : 統計学A
  • LAH.T201 : 統計学B
  • LAH.S434 : 文系エッセンス38:統計学

履修の条件・注意事項

統計学の基礎知識を習得していることが望ましい.

その他

この科目は、人数超過の場合には抽選を実施いたします。初回の授業に必ず出席するようにしてください。