2025年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
政治学B
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 中島 岳志
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月1-2 (W2-401(W241)) / 木1-2 (W2-401(W241))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.S203
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
政治学の基礎について、現代思想の成果を取り入れ、論じる。理論的側面を講義した上で、具体的な現代社会の課題について論じる。政治学とは、異なった能力・価値観・意見・慣習をもった他者同士が、ひとつの場所でいっしょにやっていくための方法を考える学問である。重要なのは自分とは異なる他者の存在を前提とすること。他者とわかりあうことは、そう簡単なことではない。時にもどかしく、時にイライラする。しかし、何とか合意形成しなければ、社会の秩序を保つことはできない。では、どうすればいいのか。その試行錯誤の軌跡と思考を講義し、現代社会への展望を論じる。 本講義のねらいは2つある。一つは政治学の基礎を習得すること。二つは現代社会の課題に対して、政治学的解決の方法を身につけること。この能力を身につけることで、異なる他者との共存のあり方を模索することが可能となる。
到達目標
本講義を履修することによって、以下の能力を修得する。①政治学の基礎を身につけることができる。②政治学的課題解決の方法を身につけることができる。③現代思想の一翼を担う政治哲学について理解し、他の人文科学・社会科学へ応用することができる
キーワード
政治 右派 左派 ナショナリズム 原理主義 正義 デモクラシー 公共 権力 ポストコロニアル オリエンタリズム ジェンダー サバルタン
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義形式で行う。毎回、レジュメを配布し、議論を進める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 授業ガイダンス、イントロ | 授業の全体像を理解する |
第2回 | 左って何? 右って何? | 左派・右派の違いについて説明できるようになる |
第3回 | 現代政治の見取り図 | 現代政治の見取り図を四象限で理解し、自らの立ち位置を説明できるようにする |
第4回 | ナショナリズムと国民主権 | 近代ナショナリズムが主権という概念と共に政治化した背景を理解する |
第5回 | 政治と宗教 | 政治と宗教の関係について説明できるようにする |
第6回 | ガンディーと政治 | ガンディーが考えた政治について理解する |
第7回 | 正義論 | リベラリストと共同体主義者の論じる「正義」の違いについて説明できるようになる |
第8回 | デモクラシー論 | 現代デモクラシーの特徴と課題について理解する |
第9回 | 権力論 | 現代社会の権力のあり方について、フーコーの理論を通じて理解する |
第10回 | オリエンタリズム論 | サイードのオリエンタリズム論と植民地支配の構造を理解する |
第11回 | ポストコロニアル論 | 学問的「知」が植民地支配という「権力」といかに結びついたかについて理解する |
第12回 | ジェンダー/セクシャリティと政治 | ジェンダー/セクシャリティの問題が現代政治といかに関わるかを理解する |
第13回 | サバルタンスタディーズ | 抑圧された者(サバルタン)をめぐる政治について理解する |
第14回 | まとめ+質問大会 | 授業全体を振り返り、議論を行う |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
特に指定しない.
成績評価の方法及び基準
第8回目終了時に提出する中間レポート(30%)と、学期末の最終レポート(70%)で評価する。
関連する科目
- LAH.S103 : 政治学A
- LAH.S304 : 政治学C
履修の条件・注意事項
特になし.
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
tnakajima[at]ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前予約すること.ただし,Zoomを通じたオンライン面談に限る.