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2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 技術経営専門職学位課程

証券投資論 I

開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員
土井 一人 / 中丸 麻由子
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金11-12 (CIC)
クラス
-
科目コード
TIM.A536
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義は、欧米のビジネススクールにおけるファイナンスの二本柱である証券投資論と経営財務論(Corporate Finance)のうち、前者の内容をカバーしています。特に、証券投資 Iでは、金融の仕組み、リスクの考え方、資産価格評価の考え方(特にリスクのある資産)、リスクプレミアムの評価のための資産評価モデルを中心とした理論に焦点を当てます。

本講義のねらいは、金融・証券市場への理解を深め、証券投資の考え方の基礎を理解すること、また、現代投資理論の標準的な理論を学ぶことで、現実の金融市場の動きや出来事の本質を自分で考える力を養うことにあります。日米の証券アナリスト資格(CMA、CFA)取得に向けた準備やご自身の資産運用の枠組み構築にも役立ちます。

到達目標

本講義を履修することによって以下の能力を修得します。
1) 金融取引の仕組み、銀行システム、金融政策、および証券市場の構造や参加者など金融システムを理解し説明できる。
2) 資産(特に、リスクのある資産)価格評価の考え方を理解し、説明できる。
3) リスクプレミアム評価の考え方を理解し、説明できる。
4) 国際金融市場の動向や出来事について、その本質を自分で考えることができる

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

本講義は、資産運用の実務経験を持つ担当教員が、その実務経験を活かしつつ証券投資の標準的な理論につき実践的な観点から教育を行います。

キーワード

金融システム、情報の非対称性、ポートフォリオ、リスク、リスクプレミアム、分散、ベータ、裁定, 効率的市場仮説

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義形式を基本とするが、毎回、経済ニュースやクイズなどをクラスで考えながら進めます。授業への積極的な参加を期待します。授業中の質問も歓迎します。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 金融システム 金融市場の構造の理解
第2回 リスク・投資家選好・資産価格評価 リスク、期待効用の理解, DCF法による資産評価
第3回 投資の数理など準備 収益率、金利、期待値の演算など
第4回 ポートフォリオ選択理論 マーコヴィッツのポートフォリオ理論の理解
第5回 CAPM(資本資産評価モデル) 均衡モデルとしてのCAPMの理解
第6回 マルチファクターモデルと裁定価格理論(APT) 裁定価格理論の理解
第7回 株式の評価 DDMをベースにした株主価値の理解

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,参考書や配布資料等の該当箇所を参照し,毎授業、予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

小林孝雄、芹田敏夫 「新・証券投資論 I」日本経済新聞社
伊藤敬介、荻島誠治、諏訪部貴嗣 「新・証券投資論 II」日本経済新聞社
野口悠紀雄、藤井真理子 「金融工学」ダイヤモンド社
池尾和人「現代の金融入門」ちくま新書

成績評価の方法及び基準

小テストとレポート100%、ただし、積極的な授業参加はプラスアルファ

関連する科目

  • TIM.A537 : 証券投資論Ⅱ
  • TIM.A534 : コーポレートファイナンス I
  • TIM.A535 : コーポレートファイナンス II

履修の条件・注意事項

証券投資論I→証券投資論IIの順番での履修が望ましい。
証券投資論I・IIのどちらか一方ではなく、両方を履修することを勧める。
事前準備は不要ですが、確率・統計や数学の大学初級レベルの基礎的な知識を用います。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

83nsoundbeach[at]gmail.com