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2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 土木工学コース

岩盤工学

開講元
土木工学コース
担当教員
澤田 茉伊 / 髙橋 章浩 / 野城 一栄 / 塚田 智之
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金1-2 (W3-707(W371))
クラス
-
科目コード
CVE.C432
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
1~2Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

ダム、橋台等の地上構造物や、山岳トンネル、地下発電所等の地下構造物は、強度・剛性の高い岩盤上や岩盤中に建設される。設計、施工、維持管理において、岩盤と岩石の複雑な性質・状態を適切に評価することが重要である。本講義では、岩盤の力学的性質の測定、力学挙動のモデル化、さらに山岳トンネルと揚水発電所への応用について解説する。

到達目標

各種土木構造物の基礎となる岩盤の力学性状ならびに岩盤解析法等、以下のような基本項目と応用にについて習得する。
 1)岩盤の成因と地質学、2)岩の力学特性、岩石・岩盤分類、 3)岩盤の調査・試験法、 4)岩盤の解析法、 5)岩盤の挙動、 6)岩盤構造物の設計法、施工法 、7)ケーススタディー

キーワード

地質学的な岩の成因、岩と岩盤分類、岩の強度と剛性、不均一性と不連続、岩盤斜、岩盤トンネル、大規模地下空間、ダム

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

基本は講義形式で⾏う。各講義の最後に、講義内容に関連した簡単な⼩テストを⾏う。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 地質構造と岩盤の特徴 地質構造と岩盤の概要を学ぶ
第2回 岩盤不連続面の特徴と岩盤分類 岩盤の不連続構造の特徴と表示法、岩盤の分類法と利用について理解する
第3回 岩盤の調査・試験法 岩盤の原位置試験と岩石の室内試験について理解する
第4回 岩盤の強度変形特性 強度変形における異方性と寸法効果ついて理解する
第5回 不連続面の粗度と強度 粗度の評価法とせん断強度への寄与を理解する
第6回 岩盤の動的特性と安定性評価 岩盤の動的特性と地震時挙動について理解する
第7回 岩盤の工学的性質: 岩盤不連続面のモデル化と解析法 不連続面の力学モデルと岩盤の解析法についてその概要を理解する
第8回 地すべり、岩盤斜面の安定性 岩盤斜面の崩壊現象とその解析法について理解する
第9回 山岳トンネル1:概要、調査・設計 トンネル構造物と山岳トンネンの調査・設計法について理解する
第10回 山岳トンネル2:施工、維持管理 山岳トンネルの施工法と維持管理法について理解する
第11回 山岳トンネル3:ケーススタディー 山岳トンネルの事例とそれぞれの特徴について理解する
第12回 山岳トンネル4:事故、災害、環境問題 山岳トンネルの工事災害、自然災害、環境問題について理解する
第13回 揚水発電施設1:ロックフィルダム、重力式ダム 揚水式発電所の調整池用のダム(ロックフィルダムと重力式ダム)の調査、設計、施工法について理解する
第14回 揚水発電施設2:水路、地下発電所(大規模地下空洞)、水圧管路 揚水発電所の地下発電所(大規模地下空洞)、急傾斜水圧鉄管の調査、設計、施工法について理解する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

講義資料はT2SCHOLAの掲載する。

参考書、講義資料等

・川本朓万・吉中龍之進・日比野敏;土木学会編新体系土木工学20「岩盤力学」、技報堂、1985年10月
・岩の力学委員会;「岩の工学的性質と設計・施工への応用」、土質工学会、1974年4月
・「設計用地盤定数の決め方-岩盤編-」、地盤工学会 2007年7月

成績評価の方法及び基準

成績は講義後の小テスト(50%) とレポート(50%)により採点により行う。

関連する科目

  • CVE.C201 : 土質力学第一
  • CVE.C202 : 土質力学第二
  • CVE.C311 : 地盤調査・施工学

履修の条件・注意事項

なし

その他

なし