2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系 都市・環境学コース
建築構造テンソル解析
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 石原 直
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (G3-117(G311))
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.S406
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では、連続体力学における重要な概念であるテンソルについて説明する。まず、基礎理論としてのテンソル代数を示し、対称・反対称テンソルの特徴などを説明する。続いて、ひずみテンソル、応力テンソルなどの具体的なテンソルの例を挙げる。
建築構造は柱梁等のフレームで主に構成されるため、構造力学又は材料力学のように1軸(1次元)の応力ひずみ関係で足りることも多い。しかし、構造物は元来3次元的なものであり、局所の3次元的な応力やひずみなどを理解したり、有限要素法の基礎理論を習得したりするためには、テンソルを理解する必要がある。抽象的なテンソルの概念を理解するとともに、例を通じてテンソルの必要性や有用性を感じてほしい。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)物理量としてのテンソルとは何か,スカラー・ベクトルとの違いを説明できる
2)何故テンソル解析が用いられるか,テンソル解析の有益性を説明できる
3)テンソルの具体例を説明できる
キーワード
テンソル、連続体力学、地震工学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
演習問題にも取り組んでもらいます。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義の概要 | テンソルの概要とテンソル解析の有益性、直接表示、ベクトル代数 |
第2回 | テンソルの基礎理論(1) | テンソル代数、転置、対称、反対称、(主)不変量 |
第3回 | テンソルの基礎理論(2) | テンソル積 |
第4回 | テンソルの基礎理論(3) | テンソルの固有値・固有ベクトル、標準表示 |
第5回 | テンソルの具体例(1) | ひずみテンソル、応力テンソル、地震動の主軸、仕事テンソル |
第6回 | テンソルの具体例(2) | 有効質量テンソル, 多次元地震入力エネルギの演算 |
第7回 | 演習 | テンソルに関する演習 |
第8回 | 高度なテンソル解析 | 曲線座標系におけるテンソルの取扱い |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため、毎授業ごとに、授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
必要に応じて講義資料を配布します。
成績評価の方法及び基準
テンソル及び関連問題の理解度を評価
出席20%
演習80%
関連する科目
- ARC.S501 : シェル構造特論
- ARC.S201 : 材料力学概論A
- ARC.S202 : 材料力学概論B
- ARC.S203 : 建築構造力学第一
- ARC.S305 : 建築構造力学第二
- ARC.S303 : 建築構造設計第三
- CVE.A202 : 構造力学第一
- CVE.A301 : 構造力学第二
履修の条件・注意事項
建築や土木における構造力学・材料力学に関する知識を有すること