2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 建築学コース
地盤地震工学特論
- 開講元
- 建築学コース
- 担当教員
- 田村 修次
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火7-8 (W5-104) / 金7-8 (W5-104)
- クラス
- -
- 科目コード
- ARC.S424
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年4月11日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は、土質力学と建築基礎の耐震設計を説明します。
本科目は、地盤地震工学、土質動力学、地震時土圧、地盤と基礎の動的相互作用、液状化の理解を深め、建築基礎の耐震設計をする手助けをします。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 地盤の動的性質、地震時土圧、地盤と基礎の相互作用を説明できる。
2)地盤の地震時応答、建築基礎の耐震設計の知識を得る。
キーワード
土質動力学、建築基礎構造、液状化
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
授業の後半に演習を行い、理解を深める。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 地盤地震工学の概論 | 地盤地震工学とは何かを理解する。 |
第2回 | 地盤調査と土質試験 | 土の動的性質を評価するための地盤調査と室内試験を理解する。 |
第3回 | 微動と地盤条件 | 微動計測による地盤探査を理解する。 |
第4回 | 地盤の卓越周期 | 地盤の卓越周期を理解する。 |
第5回 | 地震波の増幅(減衰なし) | 表層地盤(減衰なし)における地震波の増幅を理解する。 |
第6回 | 地震波の増幅(減衰あり) | 減衰をもつ表層地盤における地震波の増幅を理解する。 |
第7回 | 土の動的変形特性 | 土の動的変形特性を理解する。 |
第8回 | 液状化 | 液状化のメカニズムを理解する。 |
第9回 | 液状化の対策 | 液状化の対策の原理と工法を理解する。 |
第10回 | 地盤と構造物の相互作用 | 地盤と構造物の相互作用を理解する。 |
第11回 | 杭基礎の耐震設計 | 中小地震に対する杭基礎の耐震設計を理解する。 |
第12回 | 液状化に対する杭基礎の耐震設計 | 液状化に対する杭基礎の耐震設計を理解する。 |
第13回 | 大地震時における杭基礎の耐震設計 地盤変形を考慮した杭基礎の耐震設計 | 大地震に対する杭基礎の耐震設計を理解する。 地盤変形を考慮した杭基礎の耐震設計を理解する。 |
第14回 | 上部構造と基礎構造の耐震設計 | 上部構造と基礎構造の耐震設計について議論する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
適宜資料を配布する。
参考書、講義資料等
1) 授業で扱う資料は、Science Tokyo LMSにアップする。
2) 講義資料は講義中に配布する。"
成績評価の方法及び基準
演習(40%)およびディスカッション(60%)
関連する科目
- ARC.S304 : 地盤工学
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない。