2025年度 (最新) 学院等開講科目 環境・社会理工学院 土木・環境工学系
地盤調査・施工学
- 開講元
- 土木・環境工学系
- 担当教員
- 髙橋 章浩 / 澤田 茉伊
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- CVE.C311
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
地盤は種々の地質学的プロセスを経て形成され、他の工学材料と異なり多種多様の性質を持った材料によって、しかも複雑な層構成からなる。しかも地球上のほぼすべての構造物は地盤上、或は地盤中築造される、現場ごとに異なる地質条件は、土木構造物の計画、設計、施工、維持管理において、必要不可欠な情報である。
本講義では、地盤情報、地盤特性取得のための地盤調査、その結果に基づいた各種地盤構造物の施工技術について、具体的な事例をもとに土質工学、地質工学の両面にわたり解説する。
到達目標
地盤とのかかわりの深い土木構造物の計画、設計、施工、維持管理において、必要となる地質情報、その取得のための地盤調査法、その結果の解釈に不可欠な地質工学の基礎知識について習得する。更に、地盤調査結果に基づいた各種地盤構造物の施工技術、或は防災、地盤環境技術について理解を深める。
キーワード
応用地質、地質図、地盤調査、地盤施工、トンネル、防災施設、ダム
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
関連分野の知識、技術に関する講義を行い、授業の最後に簡単な小テストを実施する。
地質、施工に関する現場見学を行い、理論と実際の関係についても学ぶ。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 概説、土木事業における地盤調査の役割 | 土木事業における地質情報の重要性の確認 |
第2回 | 土木と地質の接点 | 土木事業で地質情報が必要なことを理解する 地球レベルでの地質学プロセスの理解 |
第3回 | 鉱物・岩石および地質作用 | 鉱物分類、岩石分類、地盤形成にかかわる地質作用の理解 |
第4回 | 地質構造と地質図の利用 | 種々の地質構造の特徴、地質図の判読と工学的利用法の理解 |
第5回 | 地形図の利用と読図 | 地質作用による地形形成、地形図の判読と工学的利用法を理解し、使うことができる |
第6回 | 地質情報の工学への利用と地質・地盤リスク | 地山区分、岩盤等級などの意味を知り、土木における地質情報の重要性を理解する |
第7回 | 地盤調査と基礎の施工 | 地質条件に応じた各種基礎工法の理解 |
第8回 | ダム・斜面の調査と施工 | ダム築造技術と必要地盤調査法の理解 斜面安定調査法と補強技術の理解 |
第9回 | 地盤掘削の調査と施工 | 掘削技術とトンネル工法、その調査法の理解 |
第10回 | 地震防災の調査と対策 | 地震防災のための地盤調査と防災技術の理解 |
第11回 | 地質観察実習 | 地形図の判読実習と断層視察 |
第12回 | 現場見学 | 建設現場見学 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
講義資料はLMSにアップロードする。必要に応じて授業時に印刷物も配布する。
成績評価の方法及び基準
小テスト (50%)、レポート (50%),
関連する科目
- CVE.C201 : 土質力学第一
- CVE.C202 : 土質力学第二
- CVE.C401 : 地盤材料力学
- CVE.C402 : 地盤安定特論
- CVE.C432 : 岩盤工学
- CVE.C431 : 地盤工学における物理模型
履修の条件・注意事項
地学、地質学に関する知識を有していることが望ましい。
土質力学、土質基礎工学に関する最低限の知識を有していることが望ましい。
インフラ建設、防災について興味を持っていることが望ましい。