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2025年度 (最新) 学院等開講科目 生命理工学院 生命理工学系

高分子科学(生命理工学)

開講元
生命理工学系
担当教員
上野 隆史 / 三浦 裕 / 金原 数 / 山吉 麻子
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火1-2 (W9-324(W933)) / 金1-2 (W9-324(W933))
クラス
-
科目コード
LST.A348
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年4月2日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

高分子は日常生活のみならず生体でも中心的役割を果たしている。本講義では、高分子の概念、構造、合成、物性についてその基礎を学ぶ。

到達目標

本講義を履修することにより以下の能力を取得する。
1)高分子の歴史とその概念を述べることができる。
2)主な高分子の合成法を説明できる。
3)高分子の溶液、固体構造と物性について説明できる

キーワード

高分子、重合、分子量、コポリマー、ブロックポリマー、グラフトポリマー、ラジカル重合、イオン重合、重縮合、リビング重合、ガラス状態、粘弾性、相分離

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と演習を基本に進めます。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

高分子の歴史と概念

高分子の歴史と概念の理解

第2回

高分子の分子形態(1)

高分子の一次構造の説明

第3回

高分子の分子形態(2)

高分子の分子量決定法、平均分子量の理解

第4回

高分子の高次構造(1)

高分子高次構造の説明

第5回

高分子の高次構造(2)

高分子高次構造の説明

第6回

高分子の固体物性

高分子固体物性の理解

第7回

第1回から第6回のまとめと中間試験

前半の理解度の評価

第8回

高分子合成(1):連鎖重合

連鎖重合法の説明

第9回

高分子合成(2):連鎖重合

連鎖重合法の説明

第10回

高分子合成(3):逐次重合

逐次重合法の説明

第11回

高分子の反応

高分子反応の理解

第12回

リビング重合

リビング重合法の説明

第13回

高分子の分子構造制御

分子構造制御法の理解

第14回

第8回から第13回のまとめと期末試験

後半の理解度評価

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

高分子科学 合成から物性まで、東信行、松本章一、西野隆史 著、講談社
ISBN:978-4-06-156810-5

参考書、講義資料等

高分子の合成(上、下)、講談社、ISBN978-4-06-154361-4, ISBN978-4-06-154362-1
基礎高分子科学、高分子学会編、東京化学同人、ISBN978-4-8079-0635-2

成績評価の方法及び基準

演習20%、中間試験40%、期末試験40%

関連する科目

  • 有機化学

履修の条件・注意事項

有機化学および物理化学の基礎知識を有していること