2025年度 (最新) 学院等開講科目 情報理工学院 情報工学系 情報工学コース
実践的ソフトウェア工学
- 開講元
- 情報工学コース
- 担当教員
- 権藤 克彦 / 林 晋平
- 授業形態
- 講義 (ハイフレックス型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (M-356(H132)) / 金3-4 (M-356(H132))
- クラス
- -
- 科目コード
- CSC.T435
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年9月16日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
情報⼯学では,様々なプログラミング⾔語や API の技術習得に加えて,ソフトウェア開発をいかに効率よく⾏うかを扱うソフトウェア⼯学の考え⽅が必須である.この授業ではソフトウェア⼯学のうち,ソフトウェアレビューやプロジェクト管理,ソフトウェアシステムの構築・保守技術,先端のソフトウェア開発環境などの実践的なトピックを学ぶ.また,個⼈のソフトウェア開発に対して学習したソフトウェア⼯学的技術を適⽤し,その利点や⽋点を発表・議論し,実践的な問題意識も習得する.本講義の狙いは,ソフトウェア開発のチーム開発や下流⼯程の問題と技術を学ぶこと,実践的な問題意識を習得することである.
到達目標
本講義の履修により,ソフトウェア開発の(⼈的要因を含めた)実践的な要素と技術について学ぶことを到達⽬標とする.また,単なる座学ではなく,各⾃の実装に基づく経験の発表と議論を通じて,実践的な問題意識の習得も到達⽬標とする.
キーワード
ソフトウェア⼯学,チーム開発,ソフトウェアレビュー,プロジェクト管理,リスク管理,リファクタリング,技術的負債,ソフトウェアテスト,ソフトウェア開発環境
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
座学の後で発表と議論を行う
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション |
イントロダクション |
第2回 | コーディング技術 |
コーディング技術 |
第3回 | ソフトウェアレビュー |
ソフトウェアレビュー |
第4回 | プロジェクト管理と⼈的要因 |
プロジェクト管理と⼈的要因 |
第5回 | リスク管理とプロジェクト⽣産性 |
リスク管理とプロジェクト⽣産性 |
第6回 | プログラム解析と⾃動デバッグ技術 |
プログラム解析と⾃動デバッグ技術 |
第7回 | ソフトウェア構成管理と継続的インテグレーション |
ソフトウェア構成管理と継続的インテグレーション |
第8回 | 技術的負債 |
技術的負債 |
第9回 | リファクタリングと再構築 |
リファクタリングと再構築 |
第10回 | ソフトウェアテストと検証 |
ソフトウェアテストと検証 |
第11回 | リエンジニアリング |
リエンジニアリング |
第12回 | ソフトウェア開発環境と⾃動コード⽣成 |
ソフトウェア開発環境と⾃動コード⽣成 |
第13回 | 発表会と討論(1):ソフトウェア⼯学の基礎 |
発表会と討論(1):ソフトウェア工学の基礎 |
第14回 | 発表会と討論(2):ソフトウェア工学の技術 |
発表会と討論(2):ソフトウェア工学の技術 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね 100 分を⽬安に⾏うこと.
教科書
特になし.資料を配付.
参考書、講義資料等
特になし.
成績評価の方法及び基準
レポート:60%
発表と質問:40%
関連する科目
- CSC.T426 : ソフトウェア設計論
- CSC.T424 : ソフトウェア開発演習
- CSC.T423 : システム開発プロジェクト基礎第一
- CSC.T430 : チーム開発集中演習
- CSC.T434 : システム開発国際プロジェクト
履修の条件・注意事項
特になし