2025年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系 応用化学コース
有機合成化学特論第二
- 開講元
- 応用化学コース
- 担当教員
- 伊藤 繁和
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- CAP.A424
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
[講義の概要] 本講義では、医薬品として利用されている複素環化合物を概観し、医薬品として開発された複素環化合物の合成について、複素環形成反応における傾向を踏まえながら講述する。続いて立体化学について議論し、農薬や機能性色素、複素環カルベンや高周期元素含有環状化合物について紹介する。本講義は、有機合成化学特論第一に引き続いて行われる。
[講義のねらい] 本講義ではまず、医薬品として開発された複素環化合物を概観し、続いてその合成プロセスを学ぶとともに、立体化学について理解を深める。さらに、農薬等の機能性化合物や触媒開発における複素環の役割についても学ぶ。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
(1) 複素環を含む医薬品の例を説明できる。
(2) 販売されている医薬品の合成プロセスを説明できる。
(3) 複素環の立体化学を説明できる。
(4) 複素環の最近の利用法について説明できる。
キーワード
医薬品、有機合成、立体化学、農薬、色素、複素環カルベン、触媒、高周期元素
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本講義は、(1)医薬品に含まれる複素環構造、(2)市販されている医薬品の合成プロセス、(3)複素環の立体化学、(4)複素環の最近の化学、の順番で進める。そして最終回に、理解度確認のための演習と解説を実施する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 医薬複素環化合物の概観 | 医薬における複素環化合物の重要性を説明できる。 |
第2回 | 医薬複素環化合物の合成1:5員環構造 | 5員環複素環を含む医薬品の合成を説明できる。 |
第3回 | 医薬複素環化合物の合成2:6員環・縮環構造 | 6員環および縮環複素環を含む医薬品の合成を説明できる。 |
第4回 | 医薬複素環化合物の合成3:7員環構造 | 7員環複素環を含む医薬品の合成を説明できる。 |
第5回 | 複素環の立体化学、農薬 | 複素環の立体化学を説明できる。農薬における複素環の重要性を説明できる。 |
第6回 | 機能性色素、複素環カルベン、高周期元素含有環状化合物 | 機能性色素、複素環カルベンおよび高周期元素含有環状化合物の研究について説明できる。 |
第7回 | 理解度確認のための演習と解説 | 第1~6回の講義内容を正確に理解し、演習問 題に解答できる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
1) L. D. Quin著 「Fundamentals of Heterocyclic Chemistry」ISBN-13:978-047056695
2) S. P. Nolan編 「N-Heterocyclic Carbenes in Synthesis」 ISBN 3-527-31400-8
3)授業で扱う資料はOCW-iにアップする。
成績評価の方法及び基準
理解度確認のための演習(70%)、授業参加度(30%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出する)
関連する科目
- CAP.A421 : 有機反応化学特論第一
- CAP.A422 : 有機反応化学特論第二
- CAP.T431 : 有機金属触媒化学特論第一
- CAP.T432 : 有機金属触媒化学特論第二
履修の条件・注意事項
有機合成化学特論第一を履修していること。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
ito.s.ao[at]m.titech.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前予約すること。