2025年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 材料コース
実践SEM観察技術概論 3
- 開講元
- 材料コース
- 担当教員
- 村石 信二
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- 3
- 科目コード
- MAT.M422
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
材料評価の手法として広く用いられるSEM(走査電子顕微鏡)を操作することで,SEM像の各種観察法と基本原理を演習形式で学ぶ。
到達目標
SEMの実機を操作しながら,代表的な観察法と分析法を習得することを目標とする.
キーワード
走査型電子顕微鏡,SEM,2次電子像,反射電子像,波長分散型X線分光分析,エネルギー分散型X線分析
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
インストラクターの指示に従う.各回テーマの内容に沿ってSEM観察や分析評価を行う.
(インストラクター:大岡山分析部門 多田大)
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | SEMの基本原理と操作法 走査電子顕微鏡の基本構造の解説 基本項目の確認(倍率、焦点、非点、明るさ、コントラスト等) | SEMの基本原理、操作法, 観察試料について理解する |
第2回 | 試料形状と二次電子情報 材料への電子線照射と発生信号,試料傾斜とコントラスト,試料形状と二次電子情報,検出器とSEM像の位置関係,試料のチャージアップと導電処理 | 材料や試料形状が二次電子像に与える影響を理解する |
第3回 | SEM像と加速電圧・照射電流 WDと焦点深度,二次電子像と加速電圧および照射電流量の関係 電子線照射による試料損傷 | 加速電圧・照射電流が二次電子像に与える影響を理解する。 |
第4回 | 反射電子像観察 二次電子像と反射電子像(組成像)の違い, 試料傾斜による組成像 チャネリングコントラスト 凹凸像 | 反射電子像と二次電子像の違いを理解する |
第5回 | WDS分析 (1) 特性X線と分光法(EDS、WDS)の原理 反射電子像とWDS分析 試料高さとWDSスペクトル 定量分析 | 元素分析のエネルギー分光法、波長分光法を理解する |
第6回 | EDS分析(1) EDSスペクトル ピークの同定 スポット分析 EDSとWDSのS/N比 | EDS の分析ピークを理解する |
第7回 | EDS分析 (2) 凹凸試料のEDSマッピング | EDSマッピングと試料表面の影響を理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
例えば,「新 走査型電子顕微鏡」(日本顕微鏡学会関東支部編)
参考書、講義資料等
当日配布
成績評価の方法及び基準
テスト・補講期間に総合討論会を行う
インストラクターから指示された課題による評価(100%)
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履修の条件・注意事項
材料科学に関連した基礎的知識
少人数制のため,事前に履修学生を募集を行います.
(南8号館に掲示します)