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2025年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 エネルギー・情報コース

エネルギーデバイス論第一 大岡山

開講元
エネルギー・情報コース
担当教員
清田 恭平 / 末包 哲也 / 野崎 智洋 / 藤田 英明 / 萩原 誠 / 森 伸介
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火3-4 (I1-256(I121),, I1-255(I123))
クラス
大岡山
科目コード
ESI.A403
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年3月27日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

エネルギーには熱,化学,機械,電気,核エネルギーなど多様な種類があるが,我々の生活で必要とするエネルギー源は動力と電力である。しかしながら,これらの動力は自然界に一次エネルギーとして存在しないために,利用可能な一次エネルギー源から必要に応じて供給する必要がある。エネルギーデバイスには,発電機,熱機関,ヒートポンプ,原子力,燃料電池,太陽電池,発光デバイス,二次電池など様々な種類が存在する。これらのエネルギー変換デバイスは,効率が熱力学の制限を受けるばかりでなく,種々の技術科学的な制約の上で動作している。よって,これらのエネルギーデバイスの動作原理を学ぶことは,将来の持続可能社会の実現に向けて非常に重要である。エネルギーコースでは,エネルギーデバイス論第一およびエネルギーデバイス論第二を通じて,エネルギー変換機器の動作原理や長所,短所および先端技術動向を含めて総合的に学ぶ。

本講義では,エネルギー変換システムにおける要素技術のうち,機械的運動や熱を利用するエネルギーデバイスの動作原理と特徴を理解することを目的とする。具体的にはエネルギーデバイスとして,発電機,熱機関,ヒートポンプ,原子力を取り上げ,原理と効率限界などを総合的に講述する。これらのエネルギー変換機器の巧妙な動作原理に触れることにより,受講生の熱力学やその他の関連技術・学問領域への深い理解を促す。

到達目標

講義終了後,受講者は下記の各項目を行うことが可能になる。

1. 発電機の基礎的事項について説明する
2. 熱機関の基礎的事項について説明する
3. ヒートポンプ技術の基礎的事項について説明する
4. 原子力の基礎的事項について説明する
5. 熱力学に基づいてエネルギー変換デバイスの動作原理と効率の限界を説明する

キーワード

発電機,熱機関,ヒートポンプ,原子力

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

初回に講義全体のガイダンスを行った後,各デバイスについて2回もしくは1回の講義で説明を行います。第4回と第5回講義は、対面授業のみであり、受講者の皆様には受講キャンパスに関わらず講義室に来て頂く必要があります。対面授業に加えて同時中継型の遠隔講義(zoom)を行う講義日(第1, 2, 3, 6, 7回)は、大岡山・すずかけ共に自宅等講義室以外の受講も認めます。具体的なスケジュールは以下の通りです。
第1回(大岡山:末包教授、すずかけ台:遠隔講義)
第2回(大岡山:野崎教授、すずかけ台:遠隔講義)
第3回(大岡山:野崎教授、すずかけ台:遠隔講義)
第4回(大岡山:藤田教授、すずかけ台:萩原准教授)
第5回(大岡山:藤田教授、すずかけ台:萩原准教授)
第6回(大岡山:森准教授、すずかけ台:遠隔講義)
第7回(大岡山:末包教授、すずかけ台:遠隔講義)

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 熱エネルギー変換デバイスの全体像,熱力学第二法則の視点,エネルギーのカスケード利用(末包哲也教授) エネルギー変換と熱力学第二法則の関連性を説明できる。
第2回 ガスタービン,ディーゼル,オットー,スターリンサイクルなど空気理想サイクルの概要と基礎(野崎智洋教授) ブレイトンサイクルの動作原理とエネルギー変換技術における位置づけを説明できる。
第3回 相変化を伴う熱機関であるランキンサイクル(蒸気サイクル)の概要と基礎(野崎智洋教授) ランキンサイクルの動作原理やエネルギーのカスケード利用について説明できる。
第4回 発電機の基礎(藤田英明教授, 萩原誠准教授) 発電機の基礎について説明できる。
第5回 発電機の応用(藤田英明教授, 萩原誠准教授) 発電機の応用について説明できる。
第6回 原子力の基礎(森伸介准教授):発電用原子炉の現状と開発動向,核分裂反応とエネルギー,軽水炉の構造と安全装置,核燃料サイクルと次世代炉 原子力発電の原理や軽水炉の構造と安全装置および核燃料サイクルと次世代炉について説明できる。
第7回 ヒートポンプの基礎と応用(末包哲也教授):逆カルノーサイクルと成績係数,ヒートポンプの種類と用途,圧縮式ヒートポンプの技術の進化,冷媒の歴史 ヒートポンプの種類、構造、原理、技術の進化などについて、概略説明できる。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布します。

参考書、講義資料等

必要に応じて参考文献を示します。

成績評価の方法及び基準

期末試験(100%)により評価する。試験は、各キャンパスで実施される。

関連する科目

  • ENR.A404 : エネルギーデバイス論第二

履修の条件・注意事項

特になし。