2025年度 (最新) 学院等開講科目物質理工学院応用化学系

電気化学２（応用）

開講元: 応用化学系
担当教員: 荒井創 / 平山雅章 / 鈴木耕太
授業形態: 講義 (対面型)
メディア利用科目: -
曜日・時限 (講義室): 火5-6 (S4-201(S421))
クラス: -
科目コード: CAP.H302
単位数: 100
開講時期: 2025年度
開講クォーター: 2Q
シラバス更新日: 2025年3月19日
使用言語: 日本語

シラバス

授業の目的（ねらい）、概要

【概要】本講義は、「電気化学（基礎）」の応用編で、蓄電池・燃料電池・電解等の応用について説明し、ボルタンメトリーやインピーダンス解析等の解析手法についても述べます。
【ねらい】電気エネルギーと化学エネルギーの間でエネルギー形態の変換を伴う電気化学の基礎理解に基づいて、蓄電デバイスや工業電解プロセスなどへの応用、そしてその解析手法について理解します。

到達目標

電気化学的が先端材料・デバイスにどのように利用されているかを理解することを到達目標とします。

キーワード

電気化学反応、電気化学デバイス用材料，蓄電池，燃料電池, 電解

学生が身につける力

専門力
教養力
コミュニケーション力
展開力 (探究力又は設定力)
展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講述を中心に進め，必要に応じ、演習問題を解かせる．各回の学習目標をよく読み、予習・復習を行って下さい．

授業計画・課題

	授業計画	課題
第1回	電気化学への招待，電気化学（基礎）の復習	電気化学反応の基本概念を説明できる．
第2回	電気化学デバイスの基礎と材料－蓄電池	蓄電池の反応原理と材料の役割と課題を説明できる.
第3回	電気化学を用いた解析手法ーサイクリックボルタンメトリーと充放電曲線	サイクリックボルタンメトリーと充放電曲線の基礎を説明できる.
第4回	電気化学デバイスの基礎と材料－燃料電池	燃料電池の反応原理と材料の役割と課題を説明できる.
第5回	電気化学を用いた解析手法ー定常分極曲線とインピーダンス法	定常分極曲線とインピーダンス法の基礎を説明できる.
第6回	電解と腐食	電解と腐食の原理と材料の役割と課題を説明できる.
第7回	理解度確認のための演習と解説	演習により総合的な理解度を高め，到達度を自己評価する.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため，教科書や配布資料等の該当箇所を参照し，「毎授業」授業内容に関する予習と復習（課題含む）をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

電気化学ー基礎と応用（東京化学同人）

成績評価の方法及び基準

演習等により到達目標の達成度を評価する。

履修の条件・注意事項

電気化学（基礎）を履修していることが望ましい。