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2025年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 材料系

有機材料合成化学B

開講元
材料系
担当教員
児島 千恵
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金3-4 (S8-102)
クラス
-
科目コード
MAT.P315
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

高分子合成化学および重合反応論の基礎を概説します。重付加,重縮合,開環重合について解説します。また,制御重合法であるリビング重合やその応用についても紹介します。さらに,高分子反応や非線状高分子や網目構造の高分子を合成する方法についても示します。

到達目標

【到達目標】 本講義を履修することによって,有機高分子材料の合成化学に関する基礎知識を習得することを到達目標とします。連鎖的重合反応と逐次的重合反応それぞれについて分子量や多分散度を決定する因子を理解し,それらの知識を用いて汎用高分子を合成する方法論を学ぶことを目標とします。また、高分子反応や様々な形状の高分子について学ぶことを目標とします。
【テーマ】 本講義では,有機合成化学の知識を有機高分子材料の合成に応用する考え方を理解し,身の周りの高分子材料を設計するための基礎を築くことを目的とします。

キーワード

高分子,有機化学,共重合,リビング重合,開環重合,重縮合,重付加,非線状高分子,高分子反応

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義では以下の授業計画に記載の内容について説明するとともに,小テストを実施します。各回の学習⽬標をよく読み,予習・復習を⾏って下さい。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 開環重合 開環重合について説明できるようになる。
第2回 重縮合と重付加 重縮合および重付加の機構と生成する高分子の特徴について説明できるようになる。
第3回 高分子反応と架橋 高分子反応の方法と生成する高分子の特徴について説明できるようになる。
第4回 リビング重合 リビング重合の定義や特徴について説明できるようになる。
第5回 リビングラジカル重合 リビングラジカル重合の反応機構について説明できるようになる。
第6回 ブロック共重合とグラフト共重合 ブロック共重合およびグラフト共重合の方法と生成する高分子の特徴について説明できるようになる。
第7回 非線形高分子 非線形高分子(多分岐ポリマー、星形ポリマー、デンドリマー)の合成法と特徴について説明できるようになる。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

高分子科学 合成から物性まで(エキスパート応用化学テキストシリーズ), 東 信行, 松本章一, 西野 孝 共著, 講談社 (2016)

参考書、講義資料等

高分子学会編「基礎高分子科学 第2版」東京化学同人
高分子学会編「基礎高分子科学 演習編」東京化学同人

成績評価の方法及び基準

高分子合成,高分子反応及びそれらの応用に関する理解度を、毎回の小テストおよび期末試験により評価する。

関連する科目

  • MAT.P211 : 有機化学(構造-I)
  • MAT.P212 : 有機化学(構造-II)
  • MAT.P213 : 有機化学(反応)A
  • MAT.P214 : 有機化学(反応)B
  • MAT.P311 : 有機化学(機能)A
  • MAT.P312 : 有機化学(機能)B
  • MAT.P314 : 有機材料合成化学A
  • MAT.P316 : 有機材料合成化学C
  • MAT.P395 : 有機機能材料化学
  • MAT.P396 : 有機機能生化学

履修の条件・注意事項

有機化学(構造-I), 有機化学(構造-II),有機化学(反応)A,有機化学(反応)B,有機材料合成化学Aを履修することが望ましい。