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2025年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 材料系

金属電気化学

開講元
材料系
担当教員
多田 英司 / 大井 梓
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
MAT.M308
単位数
200
開講時期
2025年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

「概要」 電気化学は,金属材料の腐食,電解プロセス,電池等の現象を理解するために重要な学問である.本講義では,金属の表面構造,電気化学平衡論,電気化学速度論そして金属材料の腐食現象を学ぶ.
「ねらい」 本講義では,電気化学の基礎と金属材料の腐食現象を習得する.

到達目標

本講義を履修することにより,電気化学の基礎を習得すること,さらに,金属材料の腐食現象が理解できるようになる.

キーワード

電気化学,腐食

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義の内容を深く理解してもらうため,毎回講義の最後に演習問題を行う.演習問題は次の講義の時に採点して返却する.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 イントロダクション 講義の目的を理解する. これまでに学習してきた電気化学の復習
第2回 金属の表面(最密面,近接原子,表面の構造,ステップ,キンク,テラス,方位性ピット, 表面エネルギー) 方位性ピットの形状と面方位の関係,金属の表面エネルギーと面方位の関係をを理解する.
第3回 電気化学平衡論(Ⅰ)(活量,化学ポテンシャル,電気化学ポテンシャル) 活量,化学ポテンシャル,電気化学ポテンシャルを理解する.
第4回 電気化学平衡論(Ⅱ)(単極電位,標準電極電位,電池の起電力) 単極電位および標準電極電位が説明できる.
第5回 電気化学平衡論(Ⅲ)(ネルンストの式の導出) ネルンストの式を導出を理解する.
第6回 電気化学平衡論(Ⅳ)(電位-pH図(1)) 電位-pH図を作成せよ.
第7回 電気化学平衡論(V)(電位-pH図(2)) 電位-pH図を作成せよ.
第8回 金属表面と電気化学平衡論のまとめ, 中間試験 これまでの電気化学平衡論の復習をする.
第9回 電極反応の速度論(Ⅰ)(電荷移動過程、物質移動過程、律速段階) 電解における電荷移動,物質移動を理解し,律速段階について説明せよ.
第10回 平衡系の速度論(Ⅱ)(Butler-Volmerの式) Butler-Volmerの式を導出せよ.
第11回 平衡系の速度論 (Ⅲ)(交換電流、Tafelの式,分極抵抗) 交換電流,Tafelの式,分極抵抗について説明せよ.
第12回 電気化学測定法 電位や電流ー電位関係の計測法を理解する.
第13回 腐食系の速度論 (混成電位,腐食電流,腐食電位,Tafel外挿法,分極抵抗法) 腐食反応におけるEvans図を説明せよ.
第14回 金属の腐食現象 金属の腐食形態について説明せよ.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

テキストは使用しない.

参考書、講義資料等

講義資料を配布する.
参考書
現代電気化学 : 田村英雄 松田好晴共著 倍風館
電気化学の基礎: 魚崎浩平 喜多英明共著 技報堂

成績評価の方法及び基準

毎回の演習: 40%
中間試験:30%
期末試験:30%

関連する科目

  • 特になし

履修の条件・注意事項

特になし.

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

多田:tada.e.aa[at]m.titech.ac.jp
大井:ohi.a.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること.

その他

なし