2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系 機械コース
宇宙システム利用
- 開講元
- 機械コース
- 担当教員
- 小澤 悟 / 佐藤 泰貴 / 中西 洋喜 / 中条 俊大
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- MEC.M532
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年4月2日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
宇宙システムを利用して実現する宇宙ミッションについて、その現状と今後の展望、及びその実現に必要な技術について講義する。
到達目標
宇宙ミッションの企画立案から、設計、開発、運用に至る一連のプロセスに最低限必要な知識を学習する。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
本講義は、JAXAでの様々な実用衛星等の研究開発に関する実務経験を持つ教育担当教員がその実務経験を活かし、宇宙工学についての実践的な教育を行う。
キーワード
宇宙ミッション、宇宙システム、宇宙開発、宇宙利用
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
宇宙機等を利用して、実際に実現可能で、かつ価値ある宇宙ミッションを実現することを念頭に置いて、ミッションの概念と必要な技術を学習する。授業は、対面型で行う。質問等は、講義中や、メール、T2 Scholaなどで受け付ける(詳細は講義で案内する)。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 序論 | 宇宙システムの定義・概要・特徴、打上・宇宙環境・軌道、各分野の宇宙利用の概要・成果・技術課題 |
第2回 | 有人宇宙飛行 | 有人宇宙飛行・宇宙環境利用の概要と歴史、有人ミッションとその成果、有人宇宙飛行を可能にする技術(ECLSS、与圧構造、RVD) |
第3回 | 宇宙機運用・開発・設計1 | 宇宙機の打上げ、運用、製造、試験 |
第4回 | 宇宙機運用・開発・設計2 | 宇宙機のシステム構成、サブシステム、設計、解析、宇宙輸送 |
第5回 | 宇宙探査 | 宇宙探査の概要と歴史、探査ミッションとその成果、探査を可能にする技術(惑星間軌道、電気推進)、ミッション定義の例、概念検討の例 |
第6回 | 宇宙科学 | 宇宙科学の概要と歴史、宇宙科学ミッションとその成果、宇宙科学を可能にする技術(Hubble宇宙望遠鏡、James Webb宇宙望遠鏡)、ミッション定義の例 |
第7回 | 通信・放送1 | 衛星通信・衛星放送の概要と歴史、衛星通信の基礎、通信・放送ミッションとその技術 |
第8回 | 通信・放送2 | 通信・放送ミッションとその技術、最新の衛星通信システム、ミッション定義の例 |
第9回 | 地球観測1 | 地球観測の基礎・歴史・動向、地球観測ミッションとその成果、地球観測を可能にする技術(高分解能光学センサ、高精度指向・姿勢・軌道)、ミッション定義の例 |
第10回 | 地球観測2 | 電波地球観測、合成開口レーダ概要,小型SAR衛星、SARの特徴としくみ、新しいSARミッション、ミッション定義の例 |
第11回 | 測位 | 衛星測位の概要と歴史、衛星測位の基礎と技術、測位衛星の応用 |
第12回 | 小型衛星 | 小型衛星の概要と歴史、小型衛星の技術、小型衛星の動向、概念検討の例 |
第13回 | 研究開発 | 研究開発とは、研究から軌道上実証までのライフサイクルの例(大型展開アンテナを例にとって) |
第14回 | 宇宙ビジネス | 宇宙ビジネスの概要、宇宙ビジネスマップ、Old Space / New Space、ビジネスモデル、起業 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料や参考資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
教科書は特に指定しない.
参考書、講義資料等
必要に応じて資料を講義中に配布します.
成績評価の方法及び基準
レポート(100%)
関連する科目
- MEC.M332 : 宇宙システムプロジェクト
- MEC.M431 : 宇宙システムデザイン
- MEC.M433 : 宇宙システムアナリシスA
- MEC.M231 : 宇宙工学基礎
- MEC.M331 : 宇宙システム工学
- MEC.M333 : 宇宙開発工学
履修の条件・注意事項
宇宙開発工学の基礎の理解(300番台授業「宇宙開発工学」)が望ましいが必須ではない。