2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系 機械コース
タグチメソッド
- 開講元
- 機械コース
- 担当教員
- 未定
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金5-6 (I1-256(I121))
- クラス
- -
- 科目コード
- MEC.G532
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年4月2日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
【概要】本講義ではタグチメソッドとその周辺技法の活用方法及び技術開発のプロセスについて、教科書と講義により学ぶ.
【ねらい】お客様の期待を超える商品を継続的に提供することが企業が存続するための条件となっている.製造業企業においては,独自の技術による差別化された製品を継続的に市場投入することが最重要の経営課題である.そして,従来にはない新しい技術を活用した製品を市場投入するためには,モノづくりの上流にあたる技術開発段階で性能と機能の頑健性(ロバスト性)を両立確保することが必須である.なぜならば,高い性能でのロバスト性確保のためには,多くの場合,システムの構造や多くの設計パラメータの水準を変更することが必要になるからである.そのような活動は詳細企画が決定した後の製品設計段階では実施できない.タグチメソッド及びその周辺技法を融合したプロセスによって,創造性と効率性を両立し,お客様の期待を超える商品を継続的に提供できる状態を目指す.技術開発の全体像及び技術開発で活用されるタグチメソッドを中心とした技法は,技術系大学院卒の標準取得技術として必須の科目である.
到達目標
タグチメソッドの技術開発戦略を理解し,SN比によるロバスト性の定量化とパラメータ設計の2段階設計に基づく技術の評価計画を立案できる.新たなシステム構造や設計パラメータを考案するための技法であるCS-T法(Causarity Search T Method)やR-FTA(Reverse Fault Tree Analyses) の狙いを理解できる.さらに,技術開発の全体像とその中でのタグチメソッドとその周辺の各技法の位置づけを理解できる.
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
企業でタグチメソッドによる品質管理の業務に携わっている講師が、実際の生産現場における経験に基づき、タグチメソッドの基礎から応用までの実践的講義を行う。
キーワード
品質工学,技術開発,交互作用,直交表,機能性評価,CS-T法
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本講義ではタグチメソッドの基礎となる実験計画法,機能性評価,ロバストパラメータ設計,CS-T法,及びタグチメソッドの周辺技法の概要と技術開発の全体像をを学ぶ。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 企業におけるモノづくりの課題とタグチメソッドへの期待 タグチメソッドの技術開発戦略 | 教科書 1章の内容を理解する |
第2回 | 交互作用と直交表 | 教科書 2章の内容を理解する |
第3回 | パラメータ設計 | 教科書 3章と付録2,3の内容を理解する レポート課題 |
第4回 | 機能性評価の考え方 | 教科書 4章の4.3節までの内容を理解する レポート課題 |
第5回 | 2乗和の分解とSN比 | 同上 |
第6回 | ロバストパラメータ設計とCS-T法による技術開発 | 教科書 4章と付録4の内容を理解する |
第7回 | 技術開発の全体像と事例紹介 講義の振り返りとQ&A | 教科書の内容を題材としたレポート課題 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
細川哲夫,田口伸,福原證 共著 『日本製造業復活のための技術開発とマネジメント』 日本規格協会 2024年5月発発刊
参考書、講義資料等
細川哲夫著 『タグチメソッドによる技術開発』 日科技連出版社 2020年5月発刊
成績評価の方法及び基準
レポート等による達成度評価(100%)
関連する科目
- なし
- なし
履修の条件・注意事項
なし