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2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 電気電子系

電気法規および施設管理

開講元
電気電子系
担当教員
竹内 希
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
EEE.P361
単位数
100
開講時期
2025年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

Ⅰ.電気は高度産業技術に基盤を置く現代社会を支える重要なエネルギーです。社会の電気への依存度は
  大きくなり,我が国の電気事業の規模は世界的に高い水準にあります。このような電力施設の運用・管理
  及び電気事業の運営についての理解を深めると共に,電気事業及び電気施設が関わる法的規制を学びます。

Ⅱ.人類における電気事業の歴史と現状,電気法規の誕生と変遷,電気事業法,電気設備に関する技術基準,
  その他の電気関係法規の概要,電力施設の運用と管理の方法を学習します。

Ⅲ.本講義では,このような電力施設の運用・管理及び電気事業そのものについての理解を深めると共に,
  電気事業及び電気施設に関わる法的規制を理解します。

Ⅳ.電気主任技術者国家資格を認定によって取得するには,本講義の履修が必要です。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1.日本の電気事業の概略史を理解する。
2.電気事業に関する法規制の変遷,及び現行電気事業法の内容を理解する。
3.電気主任技術者の責務,仕事,電気主任技術者として心構えを理解する。
4.電気設備技術基準の内容を理解する。
5.電力設備の運転,保守の実際(施設管理),日本のエネルギー事情を理解する。

キーワード

電気事業法,施設管理,電気主任技術者,電気設備技術基準,電力設備,電気保安,再生可能エネルギー

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)
  • ・電気電子分野の応用専門

授業の進め方

まず,電気事業の歴史,発展の経過を図及び画像を援用して紹介します。次に,電気事業ではどのような法的規制が行われているかを解説します。さらに,電気技術者の憲法と言われている電気設備技術基準の内容を説明します。最後に,電力設備の運転,管理の実際,及び日本のエネルギー事情を解説します。最終日の後半に,到達度確認試験を実施します。なお,今年度は見学会を実施しません。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 電気関係法規の大要と電気事業 教科書第1章の精読と理解
第2回 再生可能エネルギー関連法,電気工作物と保安に関する法規 第1章1.8,第2章2.1~2.3の精読と理解
第3回 電気工作物関連資格と法規 第2章2.4~2.9の精読と理解
第4回 電気工作物の技術基準 第3章3.1~3.2の精読と理解
第5回 発電所変電所,電線路,電力保安通信設備 第3章3.3~3.6の精読と理解
第6回 電気鉄道,電気施設管理 第3章3.7,第5章の精読と理解
第7回 国際規格の取入れ,電気に関する標準規格と関係法規,期末試験 第3章3.8,第4章の精読と理解

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

『電気法規と電気施設管理 令和7年度版』 東京電機大学出版局(ISBN: 9784501119201)を教科書として使用します。

参考書、講義資料等

参考書 『電気施設管理と電気法規解説』 電気学会
講義資料や各回のクイズをScience Tokyo LMSに掲示します。

成績評価の方法及び基準

各回クイズ40%と期末試験60%により評価します。

関連する科目

  • EEE.P341 : 電力エネルギー変換工学

履修の条件・注意事項

高電圧工学,電力工学Ⅰ,電力工学Ⅱを履修してください。

その他

電気主任技術者の国家資格取得を希望する場合には受講を勧めます。
所定の条件を満たすと資格取得に際して国家試験が免除されます。