2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 電気電子系
研究プロジェクト(電気電子系)
- 開講元
- 電気電子系
- 担当教員
- 中村 健太郎 / 各 教員
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水1-4 (各研究室)
- クラス
- -
- 科目コード
- EEE.Z381
- 単位数
- 020
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月26日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
学士特定課題研究の実施に先⽴つクォータにおいて,異なる2つの研究室の研究課題に取り組むことを通して,各分野の研究の実際に触れるとともに,⾼度な専門性を有する研究活動に対する興味を喚起し,その社会的・学術的意義や⽅法論に関する基礎的な理解を得ることを目的とする.また,今後技術者・科学者として活躍するために,科学が社会に及ぼす影響を十分に理解し,科学研究のあるべき姿や誠実な科学者として身につけておくべき心得(科学技術倫理)について学ぶ. なお,配属研究室に関しては,⼤岡⼭およびすずかけ台キャンパスそれぞれ1研究室ずつ体験する. 教員の指導の下,具体的な課題の解決を体験することにより,その過程において,それまでのコースワークにおいて学修してきた様々な基礎 的,専門的知識や技能等を活⽤して課題を解決に導く⼿法を学ぶ.データの取得⽅法や,取得したデータの解析とその考察等,研究に必要とされる物の⾒⽅,考え⽅や,具体的な⼿法等について理解を深め,さらに,得られた結果及び考察をレポートにまとめて発表・討論を⾏う.科学技術倫理は,日本学術振興会の研究倫理eラーニングコースを視聴し,自身が研究室に参加した状況を想定して,科学技術倫理で学んだことをどのように研究室活動に活かすかについてレポートにまとめる. 本科目は,学⽣が専門性の⾼い学術研究に取り組む前の段階に⾏う準備的位置づけにあり,体系的カリキュラムに基づくコースワークと,学士特定課題研究とを接続する相互補完的な関係にある.複数の研究室に出向く機会を持ち,それぞれの研究分野についての知⾒を深め,研究室のメンバーとの交流を得ることで,各専門分野に対する俯瞰的で多様な⾒⽅を学び,また,講義や学⽣実験で学んだ概念や理論,実験的⽅法論との関連性に気づくことで,学修への興味が⼀層深まることが期待される. また,幅広い専門分野に興味関⼼を喚起することで,特定の専門分野に進んだ後にも,俯瞰的・総合的⾒地から新たな課題を発⾒し,他分野の 専門家と⼒を合わせて未解決の問題を主体的に解決に導く⼒など,社会で必要とされる科学技術分野の素養に裏打ちされた知的リーダーとしての自覚を⾝につけることが期待される.
到達目標
研究プロジェクトを履修することにより,次の能⼒を習得する.
1)課題を理解し,説明する⼒
2)課題解決の⽅法論を⾝につける⼒.すなわち,各課題に応じた理論 解析や実験の基本的な原理・⽅法を⾃ら理解し,実⾏し,取得した 解析結果や実験データ等を適切な⽅法で処理し,考察して結論を引 き出す力
3)効果的な発表(プレゼンテーション)を行う力.ここには,原理・方法や,得られた結果,考察等を 図表にまとめてわかりやすく提示し,筋道立てて論理的に説明する力や討論を行い改善につなげる力が含まれる.
4)科学技術が社会に影響を与える事を理解し、研究者・技術者であると当時に社会の一員でもある立場を自覚して判断や意思決定を行う力
5)公正な研究の推進、不正防止などに関する規範、規則などについて説明できる力.
キーワード
研究室,体験,キャンパス横断,研究課題,⽅法論,論理的説明能⼒,発表,学⼠特定課題研究,技術者倫理
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- ・チームワーク力 ・倫理観・実践的課題解決力
授業の進め方
指定された研究室で⾏い,実施内容は教員が指導する.1限〜4限を1回とし、1つの研究室のプロジェクトを3回で完成させる.これをすずかけ台キャンパス,⼤岡⼭キャンパスの1研究室ずつ、計2研究室分実施する.科学技術倫理は、日本学術振興会の研究倫理eラーニングコースを視聴し、レポートにまとめる。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション | 全体概要説明,研究課題説明, 研究室割り当て |
第2回 | 研究室1(内容の説明) | 研究室教員によるガイダンス, 課題の説明 |
第3回 | 研究室1(研究実施) | 実験・ 解析等, 結果取りまとめ, 教員との議論 |
第4回 | 研究室1(研究発表会) | プレゼンテーション,討論 |
第5回 | 研究室2(内容の説明) | 研究室教員によるガイダンス, 課題の説明 |
第6回 | 研究室2(研究実施) | 実験・ 解析等, 結果取りまとめ, 教員との議論 |
第7回 | 研究室2(研究発表会) | プレゼンテーション,討論 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特に定めない
参考書、講義資料等
日本学術振興会の研究倫理eラーニングコース (eL CoRE) https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx
日本学術振興会『科学の健全な発展のために』編集委員会編『科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-
https://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf (日本語版)
成績評価の方法及び基準
研究倫理eラーニングコース(eL CoRE)の内容及び研究プロジェクトで実施した内容についてのレポート提出 (eL CoRE受講及び受講証の取得は履修の条件)
欠席・遅刻等に関する取扱いは学生実験に準じる
研究課題については,到達目標に応じた評価基準をあらかじめ定め,受講⽣に周知する.
関連する科目
- EEE.Z389 : 学士特定課題研究(電気電子系)
履修の条件・注意事項
研究倫理eラーニングコース(eL CoRE)の受講および受講証(pdf)の取得とアップロード(https://www.ee.e.titech.ac.jp/st/ethics/)
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
中村健太郎: nakamura.k.ah[at]m.titech.ac.jp