2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 電気電子系
電気回路第一
- 開講元
- 電気電子系
- 担当教員
- 中川 茂 / 德田 崇
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (S2-204(S221)) / 木5-6 (S2-204(S221))
- クラス
- -
- 科目コード
- EEE.C201
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
電気回路は電磁気学と並ぶ電気電子工学の重要科目です。電気回路第一においてはキルヒホッフの法則を中心とする回路解析の基礎と,抵抗・容量・インダクタからなる電気回路の応答,信号の減衰や振動現象,および共振現象への理解を深めます。また,ラプラス変換を用いて電気回路をシステマティックに記述することで電気回路の過渡応答や周波数応答を導きます。最後に交流回路における複素数表示やベクトル表示の理解を深めるとともにその用い方を示します。
本科目では電気回路の基本的知識の提供,電気素子の基本的な性質,キルヒホッフの法則やラプラス変換を用いた電気回路の基本的な解析手法,複素表現やベクトル表現などの電気回路の基本的な表現方法,電気回路網の基本的な解き方を理解し,それらを用いて電気回路の電気回路の諸問題を解くことができるようになることをねらいとします。
到達目標
本科目を履修することで次の能力を修得する。
1)回路網方程式を立てることができる
2)電気素子の性質を説明できる
3)ラプラス変換を用いて回路を表現し,回路網方程式を解くことができる
4)電気回路の過渡応答を解くことができる
5)複素数表示やベクトル表示を用いて交流回路を表現し,それを解くことができる
キーワード
オームの法則,重ね合わせの理,テブナンの法則,キルヒホッフの法則,抵抗,容量,インダクタ,電荷保存則,鎖交磁束保存則,回路網方程式,ラプラス変換,ラプラス逆変換,過渡応答,交流回路,複素数,オイラーの法則,インピーダンス,アドミッタンス,共振回路,変成器
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- ・電気電子分野の基礎専門力
授業の進め方
学生は授業前にScience Tokyo LMSに掲載する講義資料を読んでおくことが必要である。毎回,講義の最後に課題を課す。学生は課題に対してレポートを作成し,次の講義で提出すること。
また,講義もしくはホームワークにおいてシミュレーションソフトを用いることがある。各自MATLABやLTSpiceを各自のPCにインストールしておくこと。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 導入 | 電気回路がどのように用いられているかが説明できる |
第2回 | 直流回路 -キルヒホッフの法則- | オームの法則とキルヒホッフの法則を説明できる |
第3回 | 直流回路 -直流回路網- | 重ね合わせの理,テブナンの法則を説明できる。加えて各種の法則を用いて直流回路網を解くことができる |
第4回 | 容量とインダクタ | 容量とインダクタの電気特性や説明し,電荷保存則,鎖交磁束保存則を用いて容量とインダクタを用いた回路を解くことができる |
第5回 | 電気素子の基本応答 | 抵抗,容量,インダクタの基本応答と複素数表現,オイラーの公式を説明できる |
第6回 | ラプラス変換 | ラプラス変換,ラプラス逆変換を説明できるとともに電気素子のs領域表記ができる |
第7回 | 過渡応答 -1次の系- | ラプラス変換を用いて1次の系の電気回路の過渡応答を解くことができる |
第8回 | 過渡応答 -2次の系- | ラプラス変換を用いて2次の系の電気回路の過渡応答を解くことができる |
第9回 | これまでのまとめと理解の確認 | ラプラス変換とそれを用いた回路解析について整理する |
第10回 | 正弦波と複素数表現 | 正弦波に対する電気回路の応答と複素数表現について説明できる |
第11回 | インピーダンス・アドミッタンスとベクトル表現 | インピーダンス・アドミッタンスとベクトル表現について説明できる |
第12回 | インピーダンス・アドミッタンスの応用 | 電気回路の特性が計算できる。 |
第13回 | 共振回路 | 共振回路の特性を導出するとともに特性を説明できる |
第14回 | 変成器とその応用 | 変成器について説明できる。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
新しい電気回路<上>、松澤 昭 (著)、講談社
参考書、講義資料等
講義資料をScience Tokyo LMSに掲載するので,講義前にダウンロードしておくこと。
成績評価の方法及び基準
成績評価は,課題レポートと期末試験にて行う。
配点は,課題レポート30点,期末試験70点とする。
関連する科目
- EEE.C202 : 電気回路第二
- EEE.M211 : フーリエ変換とラプラス変換
履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
E-mail: tokuda[at]ee.e.titech.ac.jp, snakagawa[at]ee.e.titech.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで連絡の上,教員室に来室のこと。