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2025年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系

メカノクリエイティブ PJ

開講元
機械系
担当教員
石田 忠 / 遠藤 玄 / 坂本 啓 / 各 教員
授業形態
実験等
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
MEC.Q323
単位数
004
開講時期
2025年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

7人程度の学生からなるグループを構成して,新しく独創的な機械システムをグループで企画・設計する.また本授業以前の設計・製図・加工など機械設計に関する基礎能力を実践的に総合する. 特に次の点の修得を目指して授業を進める.
1.創造的思考による問題解決のためのアイデア発想
2.アイデアを形にするための企画力,設計力
3.実践的機械設計力
4.プレゼンテーションやデザインレビューを通じた,評価者へ正確に内容を伝える技術
5. 創造的なチームを構成・運営・主導するためのチームワーク技能とマインドセット

到達目標

1)グループで問題解決を図るためのディスカッションを実施し,独創的なプロジェクトを立案・遂行できる.
2)機械工学の専門知識を用いて,具体的な要求仕様を満足する機械を設計することができる.
3)機械工学の専門知識に基づき,設計した機械を具現化した上で課題を抽出・分析し,改良する過程を反復できる.
4)プレゼンテーション資料を作成することを通じて,他者にアイデアや製作物の機能・機構を分かりやすく伝える技術を習得する.
5)多様な個性を活かしてチームを運営し,当事者意識を持ってリーダーシップが発揮できる.

この科目は,学修目標の
4.【展開力】(探究力又は設定力)整理及び分析できる力
6. 機械工学の発展的専門学力
7. 専門知識を活用して新たな課題解決と創造的提案を行う能力
8. 他者と協調してプロジェクトを立案・遂行する能力
の修得に対応する.

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

本講義は,企業でのロボット開発の実務経験を持つ教育担当教員がその実務経験を活かし,プロジェクトマネジメントを指導するとともに実際に動作可能な試作機開発について,ハンズオン教育を行う.

キーワード

企画力・設計力・創造的思考力・デザイン思考・プロトタイプ・グループワーク・加工技術・精密工学・制御技術・総合力・マネジメント能力・ディスカッション能力・プレゼンテーション能力

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

グループワークを主体とする。講義前半の3Qには,創造的な機械システム開発を行うためのデザインプロセスについて講義を行い,チームで演習を行う.後半4Qは,前半に学んだ内容を各チームで活用して,コンセプト起案→モックアップ(ハリボテ)作製→分析・設計改善,を反復的に行なう.Slackを大いに活用し,チームメンバーと十分なコミュニケーションをとること.最終的にチーム毎に1台の機械を完成させることを目的に,マネジメントを含めグループごとに加工・製作を行い,最終発表を実施する.その間,2回の教員によるレビューを経ることで機械システムの高度化を図る.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 オリエンテーション・安全講習 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第2回 チームビルディング:アイスブレイキング 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第3回 製図と3Dプリンタ 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第4回 レーザ加工機 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第5回 ポンチ絵の描き方(ビジュアルコミュニケーション)  講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第6回 アイデア出し(チェックリスト法・ブレインストーミング) 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第7回 AI活用によるアイデアの発散 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第8回 アイデアの収束・選定 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第9回 プロトタイピングによるアイデア評価 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第10回 デザイン過程の反復・プレゼンテーションフォーマット 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第11回 アジャイル開発におけるスケジュール管理 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第12回 様々な機構1 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第13回 様々な機構2 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第14回 チーム活動におけるマインドセットとデザイン原則 講義内で演習が課される.次回講義までに課題を提出する.
第15回 チームプロジェクト:2D/3Dプロトタイプを用いたアイデア創造 各チームのアイデアを発散させる.
第16回 チームプロジェクト:プロトタイピングによるアイデア評価 複数のプロトタイプ作成・評価により方向性を絞る.
第17回 チームプロジェクト:アイデアの実装-主要部品の材料加工と設計 課題を解決するコンセプトを具現化する為の各パーツを加工製作する.
第18回 チームプロジェクト:【DR1】概念設計審査会 機構およびプロジェクトマネジメントを教員がレビューし,問題点を洗い出す.
第19回 チームプロジェクト:アイデアの実装-問題点の改善検討とパーツの再選定 レビュー結果を基に再設計する.
第20回 チームプロジェクト:アイデアの実装-機械システムの再作 レビュー結果を反映した再設計を元に再作する
第21回 チームプロジェクト:アイデアの実装-機械システムの再作部の効果検証 レビュー結果を反映した再設計を元に再作部の機能を確認する.
第22回 チームプロジェクト:アイデアの実装-全ての材料加工 コンセプト具現化の為の機械システムを製作する.
第23回 チームプロジェクト:アイデアの実装-全ての材料加工と再調整 コンセプト具現化の為の機械システムを製作し調整確認する.
第24回 チームプロジェクト:【DR2】詳細設計審査会 課題を解決する機械システムを教員がレビューし,問題点を洗い出す.
第25回 チームプロジェクト:アイデアの実装-修正点の改善 レビュー結果を基に再設計・微調整する
第26回 チームプロジェクト:アイデアの実装-機械システムの完成 機械システムを完成させる
第27回 チームプロジェクト:【DR3】最終発表会 製作した機械システムを説明するプレゼンテーションおよびデモンストレーションを行う.
第28回 デザイン過程の振り返り・片付け 演習課題を提出する.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

特に指定しない.講義資料はSlackおよびT2SCHOLAで配布する.

参考書、講義資料等

齊藤ら, 「エンジニアのためのデザイン思考入門」, 翔泳社, 2017, ISBN-13: 978-4798153858.
畑村ら, 「実際の設計 改訂新版」, 日刊工業新聞社, 2014, ISBN-13: 978-4526073403.
中尾ら, 「創造設計の技法」, 日科技連出版社, 2008, ISBN-13: 978-4817192813.

成績評価の方法及び基準

個人成績50%,チーム活動成績50%とする.個人成績は,提出物とピアレビューシートにより総合的に評価する.チーム活動成績は,デザインレビュー,最終発表の事前準備および当日のプレゼンにより総合的に評価する.

関連する科目

  • XEG.B101 : 工学リテラシーI
  • XEG.B102 : 工学リテラシーII
  • XEG.B103 : 工学リテラシーIII
  • XEG.B104 : 工学リテラシーIV
  • MEC.A202 : 機械系リテラシー
  • MEC.Q310 : 機械工作実習
  • MEC.H202 : 機械要素
  • MEC.H203 : 機械製図

履修の条件・注意事項

チームメンバーと協力して創造的な設計・製作を行うことに興味と意欲があること.実習装置の数に制限があるため定員を超えた場合は選抜を行う.

その他

本授業ではT2ScholaとSlackを使用します.Slackへの参加方法はT2Scholaに掲載します.履修登録後,初回講義までにT2Scholaを確認すること.