2025年度 (最新) 学院等開講科目 理学院 化学系
物理化学総合実験
- 開講元
- 化学系
- 担当教員
- 沖本 洋一 / 北島 昌史 / 石内 俊一 / 大島 康裕 / 谷口 耕治 / 西野 智昭 / 山﨑 優一 / 石川 忠彦 / HUANG PO JUNG / 中村 雅明 / 平田 圭祐 / 大塚 拓洋 / 原田 誠
- 授業形態
- 実験等
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- CHM.C305
- 単位数
- 002
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
分子に関わる物理量の測定や各種スぺクトロスコピー、反応速度等の測定・解析などの物理化学における高度な測定法の修得、コンピューターによる数値シミュレーションなどの基本的データ取得と解析方法の学習を通して、物理化学的測定・解析手段を学ぶ。
個々の学生が教員と直接、実験結果についてディスカッションする場を設け、理解を深めるとともに、論理的思考の訓練、ディスカッション能力・コミニュケーション力の向上をも目的とする。
到達目標
実験を通して物理化学に関する高度な各種の測定法・解析法を修得する。また、個々の学生と教員の間で行うディスカッションにより、理解を深めるとともに、論理的思考の訓練、科学的討論の能力・コミニュケーション力を習得する。
キーワード
物理化学実験 学生実験 物理化学
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
グループまたは個人で、いくつかの基礎的な物理化学実験に取り組む。また各課題について実験結果に基づく個別のディスカッションを行い、科学的な討論を行うとともに、レポートとしてまとめる。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 分子の吸収スペクトル-FT-IRスペクトル | スペクトル測定法と分子振動の解析、分子構造の関係を理解する |
第2回 | 分子の吸収スペクトル-UV-VISスペクトル | スペクトル測定法と分子振動の解析、分子構造の関係を理解する |
第3回 | 質量分析-TOF質量分析計 | TOF型質量分析器の原理および測定法を理解する |
第4回 | 質量分析-四重極質量分析計 | 四重極型質量分析器の原理および測定法を理解する |
第5回 | 超伝導-試料製作 | 超伝導を示す物質を合成し、固体中の電気伝導を理解する |
第6回 | 超伝導-伝導測定 | 超伝導を示す物質を合成し、固体中の電気伝導を理解する |
第7回 | 放射線計測-GM管の特性 | GM計数管を用いたパルス計数法とβ線の放射能絶対測定法を学ぶ |
第8回 | 放射線計測-β線放射能絶対測定 | GM計数管を用いたパルス計数法とβ線の放射能絶対測定法を学ぶ |
第9回 | 双極子モーメント-有機化合物の静電容量測定 | 有機化合物の静電容量測定を通して比誘電率を測定し、双極子モーメントについて学ぶ |
第10回 | 双極子モーメント-比誘電率の算出と化合物の構造決定 | 有機化合物の静電容量測定を通して比誘電率を測定し、双極子モーメントについて学ぶ |
第11回 | 表面積-体積法による吸着量測定 | 粉体の表面積の測定法を理解する |
第12回 | 表面積-データ解析と表面積決定 | 粉体の表面積の測定法を理解する |
第13回 | コンピュータ演習-四則演算、微分・積分、微分方程式の解法 | 化学反応速度式の数値シミュレーションの方法を学ぶ |
第14回 | コンピュータ演習-反応速度方程式の解法と数値解 | 化学反応速度式の数値シミュレーションの方法を学ぶ |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね50分を目安に行うこと。
教科書
テキストを配布する。
参考書、講義資料等
アトキンス物理化学(東京化学同人)
成績評価の方法及び基準
全出席および全実験履修、全レポート提出が原則。
物理化学に関する各種の測定法・解析法に関する理解度、実験への取り組み方、個別ディスカッションおよびレポートにより総合的に評価する。
レポートは実験レポート提出状況と採点結果により成績を評価する。
関連する科目
- CHM.C201 : 量子化学序論
- CHM.C202 : 化学統計熱力学
- CHM.C301 : 反応物理化学序論
- CHM.C205 : 物理化学基礎実験
履修の条件・注意事項
履修条件は特に設けないが,関連する科目を履修していることが望ましい。