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2025年度 (最新) 学院等開講科目 理学院 化学系

有機化学基礎実験

開講元
化学系
担当教員
後藤 敬 / 大森 建 / 山下 誠 / 南 篤志 / 安藤 吉勇 / 森本 祐麻 / 小野 公輔 / 鍬野 哲 / 有川 忍 / 佐藤 秀亮 / 志村 純
授業形態
実験等
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
CHM.D205
単位数
002
開講時期
2025年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年3月19日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、有機化学の基礎知識を理解し、有機実験の基本操作を修得するために、実際に手を動かして実験を行う。また、実験で得られた有機化合物の構造解析を行う。各自の実験結果を実験レポートしてまとめて提出する。さらに、実験結果については、ディスカッションを通じて理解度を深める。

有機化学の知識については講義科目を通じて学ぶことができるが、化学研究は実験により実施することが多いので、実際に体験しておくと今後に役立つ。有機実験に特有の実験操作が多くあるので、基礎実験を通してそのやり方を修得することが目的である。座学と実学との関係を実体験を通じて学ぶことも狙いである。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 有機実験の基本操作を修得することができる。
2) 有機化合物の基本的な構造解析ができる。
3) 基礎的な有機実験方法、実験レポートの内容を説明できる。
4) 講義で学んだ有機反応と実際の反応との関係を対応させることができる。

キーワード

有機化学実験、アルコールの求核置換反応、脱離反応、Grignard反応、Wittig反応、Hydroboration反応、Friedel-Crafts 反応、Beckmann 転位反応

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義日には、化学系学生実験室にて学生実験を行う。担当教員の指示にしたがい、授業外の十分な予習・復習・レポート作成が必要である。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 有機実験の概要説明および実験準備 実験の心構え、予習
第2回 アルコールの求核置換反応(反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第3回 アルコールの求核置換反応(生成物の単離、精製及び機器分析等による生成物確認) 実験の予習、結果の考察
第4回 1 - フェニルエタノールの脱水反応(反応の実施) 実験の予習、結果の考察、実験レポート
第5回 Grignard反応(反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第6回 Diels-Alder反応(反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第7回 Diels-Alder反応(生成物の単離、精製及び機器分析等による生成物確認) 実験の予習、結果の考察、実験レポート
第8回 Wittig反応(Wittig試薬の調製) 実験の予習、結果の考察
第9回 Wittig反応(Wittig反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第10回 Wittig反応(生成物の単離、精製及び機器分析等による生成物確認) 実験の予習、結果の考察、実験レポート
第11回 Friedel-Crafts 反応(反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第12回 Friedel-Crafts 反応(生成物の単離、精製及び機器分析等による生成物確認) 実験の予習、結果の考察
第13回 Beckmann 転位(反応の実施) 実験の予習、結果の考察
第14回 Beckmann 転位(生成物の単離、精製及び機器分析等による生成物確認) 結果の考察、実験レポート

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね50分を目安に行うこと。

教科書

東京科学大学理学院化学系 有機化学教室編「有機化学実験書」

参考書、講義資料等

有機化学実験(フィーザー/ウィリアムソン)、クライン「有機化学」(東京化学同人)

成績評価の方法及び基準

レポート内容 (70%) 、実験操作の理解度および実験への取り組み姿勢・積極性等 (30%) を総合的に判断する。

関連する科目

  • LAS.C103 : 有機化学基礎
  • LAS.C110 : 化学実験第一
  • LAS.C112 : 化学実験第二
  • CHM.D201 : 有機化学第一
  • CHM.D202 : 有機化学第二
  • CHM.D203 : 有機化学演習第一
  • CHM.A201 : 安全の化学

履修の条件・注意事項

履修条件は特に設けないが、有機化学第一を履修していることが望ましい。

オフィスアワー

ディスカッション終了後、もしくはメールで事前予約し、各教員室で質問に応じる。