2025年度 (最新) 学院等開講科目 理学院 化学系
有機化学第二
- 開講元
- 化学系
- 担当教員
- 豊田 真司
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- CHM.D202
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月24日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
I 有機化学第一に引き続いて有機化学の基礎的知識の修得を目的とする。
II 有機化合物の構造,性質,合成,反応,合成への応用について概説する。
到達目標
本講義を履修することによって,共役化合物,芳香族化合物,カルボニル化合物、アミンについて,次の能力を修得する.
1. 官能基ごとの化合物の命名,構造と性質を理解できる.
2. 化合物の合成法を理解できる.
2. 化合物の反応を理解し,巻矢印を用いて妥当な反応機構が説明できる.
3. 種々の反応を利用して合成法を設計できる.
キーワード
有機化学、構造、反応、反応機構,合成
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義を中心に講義を進める.理解を深めるために,授業中または課題として演習を行う.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 共役π電子系とペリ環状反応:共役ジエン,分子軌道法,求電子付加 | 分子軌道の基礎と求電子付加を理解する。 |
第2回 | 共役π電子系とペリ環状反応:Diels-Alder反応,電子環状反応,シグマトロピー | 共役化合物のDiels-Alder反応などペリ環状反応を理解する。 |
第3回 | 芳香族化合物:構造・安定性,芳香族性,ベンジル位の反応,還元 | 芳香族化合物の構造,性質,反応を理解する。 |
第4回 | 芳香族化合物:求電子置換反応(基本的反応,反応性,配向性) | 芳香族化合物の求電子置換反応を理解する。 |
第5回 | 芳香族化合物:求電子置換反応(合成),求核置換反応,脱離ー付加反応 | 芳香族化合物の合成と種々の反応を理解する。 |
第6回 | アルデヒドとケトン:合成,求核付加反応 | アルデヒドとケトンの求核付加反応を理解する。 |
第7回 | アルデヒドとケトン:合成への応用 | アルデヒドとケトンの合成への応用を理解する。 |
第8回 | カルボン酸とその誘導体:構造,性質,反応,合成 | カルボン酸,酸塩化物,酸無水物の構造,性質,反応,合成を理解する. |
第9回 | カルボン酸とその誘導体:構造,性質,反応,合成 | エステル,アミド,ニトリルの構造,性質,反応,合成を理解する. |
第10回 | エノールとエノラート:性質,α-ハロゲン化,アルドール反応 | エノールとエノラートの性質と反応を理解する. |
第11回 | エノールとエノラート:Claisen縮合,α-アルキル化,共役付加, | エノールとエノラートの反応を理解する. |
第12回 | エノールとエノラート:合成への応用 | エノールとエノラートの合成への応用を理解する. |
第13回 | アミン:性質,合成,反応(アシル化) | アミンの性質,合成,反応を理解する. |
第14回 | アミン:反応 (Hofmann脱離,ジアゾニウム塩の反応) | アミンの反応を理解する. |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
有機化学の基礎の幅広い範囲を学修するので,事前の予習は必須である.
教科書
クライン「有機化学 上・下」(東京化学同人)
参考書、講義資料等
ボルハルト・ショアー「現代有機化学 上・下」(化学同人)
Science Tokyo LMSで講義資料を提供する.
成績評価の方法及び基準
期末試験を重視する(80%).小テスト,レポートを評価の対象とする(20%).
関連する科目
- CHM.D201 : 有機化学第一
- CHM.D203 : 有機化学演習第一
- CHM.D204 : 有機化学演習第二
履修の条件・注意事項
有機化学第一を履修しておくこと.
その他
有機化学の基礎の幅広い範囲を学修します.事前に当該内容の範囲を教科書と講義資料で十分に予習しておくこと.