2024年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系
高分子合成1(逐次重合)
- 開講元
- 応用化学系
- 担当教員
- 小西 玄一
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木3-4 (S2-204(S221))
- クラス
- -
- 科目コード
- CAP.Y202
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義の前半は、高分子の歴史、性質、分子量について学びます。後半では高分子の生成反応のうち逐次重合と得られる高分子の性質について学びます。
本講義のねらいは、高分子合成(逐次重合)の基本を理解することと、それらを総合して,PET,フェノール樹脂,エポキシ樹脂,ウレタン樹脂,ケブラーなどの高分子が現代社会で活躍する理由を理解し、説明できるようにすることです。
到達目標
次の事項を到達目標とする。1.高分子の定義や歴史について説明できる。2.高分子の特徴について説明できる。3.高分子の分子量について説明できる。4.重縮合反応について説明できる。5.縮合系高分子およびエンジニアリングプラスチックについて説明できる。6.重付加、特にポリウレタンとウレタンネットワークについて説明できる。7.付加縮合、特にフェノール樹脂について説明できる。8.高分子のプロセス化学について説明できる。
キーワード
高分子の歴史、分子量、分子量分布、逐次重合、重縮合、重付加、付加縮合、エンジニアリングプラスチック
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義と簡単な演習を行います。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 高分子の歴史、高分子の特徴 | 高分子らしさの本質について説明する。高分子の一次構造と高次構造について説明する。 |
第2回 | 高分子の特徴、高分子の分子量 | ポリエチレンの分岐構造と物性の関係について説明する。高分子の立体規則性と物性の関係について説明する。高分子の分子量(数平均分子量、重量平均分子量、分散度)について説明する。 |
第3回 | 重縮合、プロセス化学 | 逐次重合と付加重合の特徴について説明する。逐次重合における分子量や分子量分布について説明する。 |
第4回 | 重縮合、エンジニアリングプラスチック | 重縮合およびエンジニアリングプラスチックについて説明する。 |
第5回 | 重付加 | 重付加、特にポリウレタンとそのネットワークポリマーについて説明する。 |
第6回 | 付加縮合 | 付加縮合、特にフェノール樹脂について説明する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
教科書は指定しません。第2Q開講の「高分子科学」の教科書を参考書とし、独自資料により講義を行います。
参考書、講義資料等
教科書:北野博巳 他 「高分子の化学」 三共出版 2007
成績評価の方法及び基準
講義内での演習(60%)と重縮合に関するテスト(40%)高分子化学第一は、講義内の演習を中心とし、テストは標準的な問題と思考力を要する問題(1対1の割合)とし、40分程度の時間で行う予定です。
関連する科目
- CAP.Y201 : 高分子化学基礎 : 高分子科学基礎
履修の条件・注意事項
好ましくは有機化学第1、第2。なお例年、生命理工学院、理学院化学系、物理系の学生さんの履修希望者がいますが、十分に対応できます。
その他
応化系以外の系の受講希望学生は、10月1日15時までにkonishi.g.aa@m.titech.ac.jpまで受講希望を出してください。教室のキャパシティーを超えた場合には、抽選を行いますが、期限前に申請した人を優先します。キャパシティー以下でしたら、授業開始日以降も受け付けます。
他学院の学生の受講も可能です。ただし、材料系の学生は、自分の系の同様の科目を履修してください。申請しても不許可とする予定です。