2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース
社会・人間科学特別講義SB 2
- 開講元
- 社会・人間科学コース
- 担当教員
- 河村 彩
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6
- クラス
- 2
- 科目コード
- SHS.L418
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この授業では文化人類学者ティム・インゴルドの『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』(左右社、2017年)を読み、デザインと物作りを考察するための方法論を習得する。授業では文献講読を行い、内容を踏まえた上でディスカッションを行う。この授業のねらいは、受講生に視覚文化と物作りの問題を主体的に考察する力を身に着けさせることである。また、テキストを精読し、参照する方法を身につけさせることである。
到達目標
この授業では次のような知識および能力を習得することを目標とする。
・イメージとデザインを分析する手法を習得する。
・さまざまなイメージとデザインを理解し、視覚文化に対する批評的な見方を習得する。
・知識や理論に基づいて、視覚的イメージとデザインを理解し、批評できるようになる。
キーワード
視覚文化、美術論、歴史学、文化人類学、社会学、表象文化論
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
受講者は指定された文献を読んでおき、担当者はレジュメを作成すること。担当者による発表の後にディスカッションを行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 紹介、導入 | 著者と本の紹介、問題設定、課題の確認 |
第2回 | 第一章 | テキスト読解とディスカッション |
第3回 | 第二章 | テキスト読解とディスカッション |
第4回 | 第三章 | テキスト読解とディスカッション |
第5回 | 第4章 | テキスト読解とディスカッション |
第6回 | 補足・論文1 | テキスト読解とディスカッション |
第7回 | 補足・論文2 | テキスト読解とディスカッション |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
ティム・インゴルド『メイキング 人類学・考古学・芸術・建築』(左右社、2017年)
参考書、講義資料等
適宜指示する
成績評価の方法及び基準
授業への参加度
関連する科目
- SHS.L415 : 社会・人間科学多分野分析統合演習(2020~)S
履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
kawamura.aya[at]ila.titech.ac.jp