2021年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
文系エッセンス14:歴史学
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 福留 真紀
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水3-4
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.S414
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この講義では、日本近世の社会システムを取り上げます。
現代の社会構造の歴史的背景を学ぶことができます。
到達目標
1)日本近世史の社会システムを学び、現代社会と比較して考える。
2)歴史叙述と文芸作品の関係について理解する。
キーワード
幕藩関係、人事と出世、悪役、柳沢吉保
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1)一つのテーマにつき2回を基本に進めます。2)毎回の授業の前半で、前回の小レポートの紹介、質問の解答を解説します。
3)授業の後半で、その日の教授内容を踏まえて、小レポートを作成してもらいます。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス | 「歴史の学び方」を理解する。 |
第2回 | 社会秩序 ―幕藩関係 | 参勤交代の真相を理解する。 |
第3回 | 人事① ―人事の仕組み | 幕府官僚の出世ルートを理解する。 |
第4回 | 人事② ―出世の実態 | 大岡忠相・森山孝盛を例に、出世の実態を考える。 |
第5回 | 悪役のつくられ方① | 柳沢吉保を例に、歴史上の悪役は、どのようにつくられるか理解する。 |
第6回 | 悪役のつくられ方② | 史料と文芸作品に描かれる人物像の違いを考える。 |
第7回 | 総括 | 受講生から出された質問に答える形で、総括を行う。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定しない。
参考書、講義資料等
1)山本博文『歴史をつかむ技法』新潮社、ISBN:978-4106105418
2)福留真紀『将軍側近 柳沢吉保』新潮社、ISBN:978-4106104190
3)講義資料は授業中に配布する。
成績評価の方法及び基準
配点は、期末レポート(60%)、小レポート(40%)
関連する科目
- LAH.H105 : 歴史学A
- LAH.H205 : 歴史学B
- LAH.H305 : 歴史学C
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない
その他
4/14(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/21(水)、4/28(水)、5/12(水)、5/19(水)、5/26(水)、6/2(水)、6/9(水)の全7回です。