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2021年度 学院等開講科目 教養科目群 理工系教養科目

物理学演習第二 q

開講元
理工系教養科目
担当教員
柴田 利明
授業形態
演習
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金1-2 (H104)
クラス
q
科目コード
LAS.P106
単位数
010
開講時期
2021年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本演習では、電磁気学基礎1、2の講義内容についての演習を行う。提示された問題を解き、その説明を行うことにより、電磁気基礎1、2の講義内容の確実な理解と応用力を養う。

到達目標

本演習を履修することにより,以下の知識と能力を修得する。
1) 方程式で表された電磁気学問題の数学的解を求めることができ,数学的解が意味する物理を説明できる。
2) 物理の問題を解くための手法と考え方を身につけることができる。

キーワード

クーロンの法則,電場に関するガウスの法則,ビオ・サバールの法則,磁束密度に関するガウスの法則,アンペールの法則,ファラデーの法則,マクスウェル・アンペールの法則,マクスウェル方程式

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

本演習で学生は配布された問題を解き、レポートにまとめ、提出する。問題は2週間に1回の頻度で出題される。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 クーロン力、クーロンの法則について問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 日常の現象でクーロン力に関係したものを取り上げ、それを定量的に計算できるようになる。
第2回 電場、電位、および電場に関するガウスの法則についての問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 電場に関するガウスの法則の問題を解けるようになる。
第3回 ビオ-サバールの法則、磁場に関するガウスの法則の問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 磁場に関するガウスの法則の問題を解けるようになる。
第4回 アンペールの法則の問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 アンペールの法則の前提になっている条件について理解する。
第5回 マクスウェル-アンペールの法則の問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 時間に依存する電磁場の影響を理解する。
第6回 マクスウェルの方程式と電磁波についての問題を解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 電磁波の波動方程式の導出の仕方を理解する。
第7回 電磁波の性質と、光子としての性質の問題と解く。 電磁気学に用いる数学についても問題を解く。 電磁波がどのように応用されているかを理解する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

授業中に必要に応じて紹介する。

参考書、講義資料等

電磁気学基礎1,2の講義資料をこの科目の資料としても用いる。

成績評価の方法及び基準

成績は、演習の時間のレポートと試験による。

関連する科目

  • LAS.P103 : 電磁気学基礎1
  • LAS.P104 : 電磁気学基礎2

履修の条件・注意事項

無し