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2021年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 技術経営専門職学位課程

エネルギー技術と経済・社会システム I

開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員
後藤 美香
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火11-12
クラス
-
科目コード
TIM.C512
単位数
100
開講時期
2021年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

 本講義では、グローバル化する社会の中で近年重要性を増しているエネルギーと環境の問題について、各種統計データ、資料、論文等に基づき、国内外の現状と課題の所在を明らかにする。また、エネルギーや環境の問題を、技術と経済、社会システムとのかかわりの中で考察するための基本的知識と、課題に対する解決策を模索するための枠組みについて、具体的な政策や分析事例を通じて提供していく。
 エネルギー、資源、環境という、相互に密接に関連した社会的課題について、全体を俯瞰しつつ、一方では個別の課題についてもある程度深く考察できるだけの知識を身につけることを、本講義のねらいとする。特に、思考の過程で自由化など市場の仕組みを理解し、解決策と将来展望について履修者自身が考察できるようになることを目的とする。

到達目標

本講義の到達目標は以下のとおりである。
(1)エネルギーと環境の問題について、国内外の現状と課題を把握する。
(2)エネルギーと環境の問題が、技術や経済、社会システムとどのように関係しているのかを理解する。
(3)エネルギーと環境の問題の解決策について、市場自由化や制度的側面から考察できるようになる。

キーワード

エネルギー問題、環境問題、経済学、エネルギー技術、社会システム

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義でエネルギーと環境の問題に関する基本的な知識と考察力を身につけるとともに、適宜ディスカッションを交えながら進める。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ガイダンスとイントロダクション 本講義の目的と概要について理解し、基本的内容の導入とする。
第2回 国内外のエネルギー状況 国内外のエネルギー状況について理解する。
第3回 グループワーク エネルギーに関連したトピックについてグループでディスカッションし理解を深める
第4回 日本経済とエネルギー需給構造 2030年までの日本経済とエネルギー需給構造を理解する
第5回 省エネルギー 省エネルギーと行動変容について理解する
第6回 グループプレゼンテーション グループワークの成果の発表と議論
第7回 グループプレゼンテーション グループワークの成果の発表と議論

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

講義中に指定する。

成績評価の方法及び基準

講義への参加態度およびレポート提出により評価する。

関連する科目

  • TIM.A401 : 経営・財務分析基礎 I
  • TIM.A404 : 政治・経済分析基礎 II

履修の条件・注意事項

特になし